引用: 失敗から学ぶユーザインタフェース by 中村聡史さん
この扉が何故BADUIなのかという点ですが、それはこの扉を開けようとする人(ユーザ)が頭に思い描く「この扉がどう開くのか?」というモデルと、「実際に扉がどう開くのか?」という現実の動きにギャップがあるためです。
ギャップがうまれる理由で思いついたのは以下。
- そもそもユーザの動きを考えていなかった
- 考えたが、考えたものと実際のユーザの動きにずれがあった
引用: プログラマが知るべき97のこと by Kevlin Henney
ユーザが何をするかを観察する(あなたはユーザではない) by Giles Colborne web link
観察しながら、「なぜ、この人はこういうことをするのだろう?」、「なぜ、こうはしないのだろう?」と考えるのです。
ユーザが「こうしたい」と口で言ったことと、実際にやっていることが食い違っているおとにもあなたは気づくでしょう。これも非常に厄介な問題です。ユーザが何を求めているかを知ろうとすれば、普通、彼らの言葉を頼りにするからです。実は、ユーザが求めているものを正しく知るには、言葉を聞くよりも、彼らの行動を観察する方がいいのです。彼らの求めるものを頭で考えて一日過ごすより、わずか1時間でも観察をした方が得るものは多いでしょう。