920MHz帯無線通信搭載マイコン
http://www.lapis-semi.com/jp/company/news/news2016/r201609_1.html
注2:10年以上動作
1000mAhの電池容量で、7m秒の無線通信を1時間に40回通信した場合の換算値。
計算1
上記を元に「7m秒」の消費電流を計算してみる。
10年 = 365 * 10 * 24 = 87600 h
1000mAhをフルに使うと仮定したら
1000mAh / 87600h
= 0.0114mA
これが 1hあたりの平均消費電流。
1時間に7m秒の通信を40回する、というので
消費電流_7m秒 * 40 = 0.0114mA
消費電流_7m秒 = 0.0114 / 40 mA = 0.000285 mA = 0.285 uA
上記の計算が間違ってなければ、ESP8266と比べても驚異的に消費電流が小さい。
無線を使ってこれはすごい。
待機ばかりの場合
また、ハードウエアとソフトウェアの最適化により、待機電流を 約7uAとArduino比で99.98%削減し、単三電池3本で10年以上動作することが可能です。
7uAという表記があった。
待機ばかりの場合。
1000mAh / 7uA = 142857.1 h
142857.1 h = 142857.1 / 24 days = 5952 days
こちらは確かに10年以上だ。
再計算
計算1の再度検討。
消費電流_7m秒 = 0.0114 / 40 mA = 0.000285 mA = 0.285 uA
は「7m秒」間の消費。
消費電流_1秒 = 0.285 * (1000 / 7) = 40.7uA
1秒あたりの消費電流でも十分小さい。
なお、上記の計算は「動作時間」しか考慮していない。待機時間の消費電流は0mAでの計算だ。
「待機時間」も考慮した計算にした方がより正確な値になる。