概要
複数の情報共有のサービスにはそれぞれのサービスにおいて苦手なことがある。他のサービスと連携することで、その利便性向上を考えてみる。
公開時の検討事項
- 記事の編集性
- 記事の検索性 (作成者)
- 記事の検索性 (閲覧者)
- 記事の堅牢性 (他者によって変更されない)
- 関連: Tag > 名寄せに関する違和感
サービスの特徴 (2022-05-17時点)
- esa.io
- 記事の編集性: Markdownで記事を書くことができる
- 記事の検索性 (作成者): 様々な検索機能により目的の記事に到達しやすい
- 記事の検索性 (作成者): カテゴリによって記事をまとめやすい
- 苦手: カテゴリやブックなどの公開がない
- 記事単位での公開となる
- 記事間の横断ができない (手動リンク作成)
- 閲覧者が複数記事を検索して見つけられない
- Scrapbox
- 記事の検索性 (閲覧者): プロジェクト単位で公開可能
- 閲覧者が検索可能
- プロジェクト内検索で記事を見つけられる
- 記事の検索性 (閲覧者): プロジェクト単位で公開可能
Zennというサービスがあるが、タグ検索ができない点で自分は候補からはずした。
案: esa.io + Scrapbox
- esa.io : 記事作成、管理に使う
- Scrapbox : 一般公開のエントリポイントとして使う
Scrapboxの制限と対応
- タグ検索は100件まで
- C++ Builderの記事911件
- => 一つのScrapBox記事で複数のesa.io記事をリンクすることになる
- 20/記事 => 2000記事
課題: 複数記事のリンクを一記事にまとめる場合、複数タグの扱いをどうするか
- 案1
- タグをprimaryTag, secondaryTag, ...に分ける
- 記事リンクはprimaryTagでまとめる
- 記事内にsecondaryTag,...のテキストを付ける
- ページ内検索に使う
- =>
- 懸案事項: cppBuilderのnamingと、FPGAのnamingが個別のエントリポイントになる
- 案2
- ScrapboxではなくNotionを使う
- =>
- primaryTagの概念がなくなり、タグ検索がしやすい?
- Notionの複数タグ検索は「OR検索」のようだ
- AND検索と比べると、検索結果が余分に出ることになる
情報(関連、気になった事項)
- Scrapbox
- Notion
例 (esa.io + Notion)
esa.io + Notionで一部の記事を公開してみた。