Unityで100万個の粒子から構成される物体のViewerを作ろうかと考えていたが、他のツールも気になった。
DDSCATなどではParaviewやMayavi2などといったツールを使っているようだ。
Paraviewでの粒子数は
https://www.sharcnet.ca/help/index.php/Visualization_of_2D_and_3D_datasets_with_ParaView
On a typical desktop with 2 GB memory you can work interactively with datasets up to ~500^3. Some of our visualization workstations have 48GB memory and will let you visualize datasets up to ~2000^3 (single variable in single precision)...
2GBで1.25億個扱えそうとのこと。こちらの方がずっと良い。
ParaviewはWindows, MacOS X, Linuxに対応したオープンソースソフト。Qtなどを使っていてCentOSでのインストールにひっかかる例などが見られる。Windowsではインストールが簡単ですぐに使えそう。
実際にParaviewで閲覧した例。
http://ddscat.wikidot.com/targets
ParaviewはVTKという形式で読込むため、元ファイルからの変換ツールがある。
https://nanohub.org/resources/ddaconvert
Blenderの形状からの変換という記載もある。
「学習」以外の目的でUnityでViewerを作る意味が薄れた。何か利点はないだろうか。
個々の粒子を単独で扱えれば衝突による「変形」やGravityの影響などを見るというのができそうだが、1024個単位のMeshでの扱いではそれも中途半端だ。
ParaviewにはないAndroidでの動作というのが一つあるが、RAMの少ないAndroid上での使用の利点があまり考えられない。
Android上の場合、博物館でスマホにて情報表示するツールというのはできそうだ。特定のQRコードを読込んだ後にWiFi経由で形状データを読込み、その3D形状をスマホ上で表示する。しかしながら自分が使いたいツールとは違う。