2017年9月26日にNetflixにてStar Trek: Discoveryが閲覧可能になっていた。
最初のエピソードのため注力しているのか、あるいはCG技術の発展のおかげか、エンタープライズ(2005年)の時よりも、映像が進歩しているように感じた。
特にOPの映像は素晴らしい。
面白いと感じたのが「字幕:クリンゴン」が用意されていること。
45分の間、クリンゴン語が表示される。
例として、装備の正常(英語ではnominal)を表すクリンゴン語は
英語: Oxygen-nitrogen saturation: Nominal.
クリンゴン語: ylnSlp-voQslp DuDmoHwl': Qapachu'.
のようにQapachu'が使われるようだ。
they'd say Qapchu’, even though that's a bit redundant.) In TKD, Qap is translated as succeed, work, function.
KLINGONSKA AKAMEMIENでの検索
- Oxygen : yInSIp
- nitrogen : voQSIp
- saturation: 該当なし
技術的な疑問点
- どの言語データベースを使ったのか
- google検索で見つかるいくつかのデータベースでQapachu'を検索してもNominalにはならない
- DuDmoHwl'に対応する英語が見つかるデータベースが見つからない
- どのように翻訳したのか?
- 人力
- 機械学習
- 言語体系
- 英語と同様のヘッド・イニシャルなのか
- 日本語と同様のヘッド・ファイナルなのか
- 参考: 日本語と英語の言語体系の違いからくるロジックの違い
補足1
英語圏ではクリンゴン語での閲覧はできないという記事がある。
https://io9.gizmodo.com/if-youre-outside-the-us-you-can-watch-star-trek-disco-1818732487
エピソード3でもクリンゴン語の字幕付きだった。
1stシーズン中はクリンゴン語の字幕付きなのだろうか。
備考
- 言語データベースが整備されている
- 英語と文法体系が同じ
上記のような条件が合えば、機械学習を用いてある程度の精度までの翻訳はできそうな気がする。
(自分では実施できないが)
umqu' ghot Krillin-----!!!!
が以下のように翻訳できる日もそう遠くはないとみている。
クリリンのことか---っ!!!!