はじめに
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@7_inai_
IoTプラットフォームとは
IoTプラットフォームとは、IoTを構成するための要素である、IoTデバイス・アプリケーション・センサー・ネットワーク等をクラウドを介して繋ぐための土台(プラットフォーム)
となるものです。
IoTプラットフォームでできること
IoTプラットフォームは、様々なベンダーからリリースされており、その機能や特徴はそれぞれ異なりますが、主な特徴としては次の3つが挙げられます。
①センサーから集められた情報の蓄積
無数にあるセンサーによって取得した信号は、膨大なサイズになります。そのデータ(ビッグデータ)を蓄積するための基盤を提供します。
②蓄積した情報の分析
IoTで蓄積した無数にあるデータはAIを用いて分析し、その傾向の把握や今後の対策の策定をする必要があります。このAIによるデータ分析用のAPIを提供しているプラットフォームもあります。
③デバイスのセキュリティ機能およびマネジメント機能
ネットワークの規模によりますが、大規模なものでは数十万ものIoTデバイスを同じネットワークに接続し管理する必要があります。そのため、IoTプラットフォームによって提供されるAPIを使用してIoTデバイスの管理を行う必要があります。
IoTプラットフォームの種類
IoTプラットフォームには以下のような種類のものがあります。ただ、それそれの特徴までこの記事に記入すると情報過多になってしまうため、以下のリンクから確認お願いします。
リンク:IoTプラットフォームの種類
- Predix(GE)
- AWS
- Azure
- sinalytics(シーメンス)
- Lumada(日立)
- MotionBoard(ZEAL)
終わりに
大企業ほど、別会社のIoTプラットフォームを使用するのではなく、自社で内製する傾向にあります。もちろん内製することにも、システムのカスタマイズ性の向上や、ノウハウの蓄積といったメリットはありますが、余分な開発コストの発生や、トレンドの変化に開発速度が追いつかないといったデメリットがあります。多くのベンダーが様々なIoTプラットフォームをリリースしていますので、自社に合ったIoTプラットフォームを導入して、余分なコストや時間を削減することも可能となるでしょう。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。