はじめに
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@7_inai_
RAMとは
RAM(Random Access Memory:自由にアクセスできるメモリ)とは、コンピューターが実行中のプログラムやデータを一時的に格納するためのメモリ
のことです。
RAMは、CPUが処理するためのデータを迅速に読み書きすることができる 高速な記憶装置 で、RAMは電源が供給されている間のみデータを保持し、電源が切れると中身が消える 揮発性メモリ です。
※備考:ROMとは?
ROM(Read Only Memory:読み取り専用のメモリ)とは、半導体などを用いた記憶素子および記憶装置の一つで、製造時などに一度だけデータを書き込むことができます。
情報を書き込み事が出来ず、かつ電源がOFFした場合も情報を保持する性質から、コンピューターの基本的な動作を管理するためのファームウェア(例:BIOS)や、製造時に固定された特定の情報を格納する用途に使用します。
RAMの種類
■DRAM(Dynamic Random Access Memory):
容量が大きく比較的安価 であるため、メインメモリとして使用されます。しかし、定期的なリフレッシュが必要であり、アクセス速度もそれほど速くありません。
SRAM(Static Random Access Memory):
DRAMよりも高速で、リフレッシュが不要なメモリです。しかし、高価で容量が小さい ことが特徴であり、キャッシュメモリなどに使用されます。
RAMの役割
■プログラムの実行:
コンピューターが実行中のプログラムやそのデータを保持し、CPUが必要な情報に迅速にアクセスできるようにします。
■マルチタスク処理:
複数のプログラムやタスクを同時に実行する際に、RAMはそれらのデータを同時に保持し、効率的に切り替える役割を果たします。
終わりに
多くのRAMを搭載することで、大規模なプログラムや複数のタスクを効率的に処理することができます。特に、メモリが不足するとシステムの動作が遅くなる場合があるので、RAMの容量やアクセス速度はコンピューターの性能に大きな影響を与えます。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。