はじめに
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@7_inai_
ワイヤレス通信技術紹介
この記事では、IoTデバイス間の通信に使用されるワイヤレス通信技術を紹介します。
Wi-Fi
Wi-Fiは、無線LAN(Wireless Local Area Network)の一種で、比較的短い距離で高速なデータ通信を提供します。Wi-Fiは一般的に家庭やオフィスのネットワークに使用されますが、IoTデバイス間の通信にも利用されます。
Bluetooth
Bluetoothは、近距離でのデータ通信に使用される技術で、主に個人用デバイス間の通信に適しています。Bluetoothは、各IoTデバイスとスマートフォン、スマートウォッチ、ヘッドセットなどの周辺機器との接続に広く利用されます。
Zigbee(ジグビー)
Zigbeeは、低電力消費と短い通信範囲が特徴のワイヤレス通信規格です。IoTデバイス間の短距離通信に使用され、センサーネットワークやスマートホームのアプリケーションで広く利用されています。
Z-Wave(ジーウェーブ)
Z-Waveは、低消費電力のワイヤレス通信技術であり、スマートホームデバイスの制御や監視に使用されます。Z-Waveは、センサーやアクチュエーターといったIoTデバイスを接続するためのメッシュネットワークをサポートします。
また、低消費電力であるため、電力源が近くにないIoTデバイスの通信で有効です。
LoRaWAN(ローラワン)
LoRaWANは、長距離での低消費電力通信を実現するワイヤレス通信プロトコルです。LoRaWANは、センサーネットワークやスマートシティ、産業用途など、遠距離通信が必要なIoTプロジェクトに使用されます。
Narrowband IoT(NB-IoT)
NB-IoTは、LPWA(Low Power Wide Area)性能を持ったLTEの規格です。モバイルネットワークの下り周波数帯域を使用して、IoTデバイスとの通信を実現することができます。NB-IoTは、広範なカバレッジと低消費電力の特徴を持ち、モバイルネットワークのインフラストラクチャを活用するため、デバイスのデプロイメントが比較的容易です。
終わりに
これらは一部のワイヤレス通信技術の例ですが、IoTデバイス間の通信には他にも様々なプロトコルや技術が存在します。使用するワイヤレス通信技術は、プロジェクトの要件や制約に応じて選択されます。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。