はじめに
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@7_inai_
共有ライブラリとは
共有ライブラリとは、複数のプログラムから共有されるライブラリ
のことです。
多くのプログラムは、実行時に必要な関数やデータを動的にロードする必要がありますが、その際に使用されるのが共有ライブラリという仕組みです。共有ライブラリは、複数のプログラムから共有して利用できるため、メモリの節約につながります。
共有ライブラリの特徴
①動的リンク
共有ライブラリは通常、動的リンク として実装されます。プログラムが実行される際に必要なライブラリが動的にロードされることで使用することができます。
②シンボル
共有ライブラリには、外部から呼び出すことができる関数や変数が含まれています。これらの関数や変数は通常、共有ライブラリ内のシンボルテーブルに登録され、プログラムからアクセスできるようになります。プログラムは、共有ライブラリのシンボルを呼び出す ことで、ライブラリの機能を利用します。
③仮想メモリ
共有ライブラリは、仮想メモリ上に一つだけロードされ、複数のプロセスから共用 されます。それに対して、静的ライブラリは、実行モジュールに静的にリンクされるため、同じライブラリを使っていたとしても、プロセスごとにそれぞれメモリ上にロードされます。
そのため、共有ライブラリの方がメモリの使用効率が高くなります。
終わりに
共有ライブラリについて解説しました。
これまで詳しく調べたことはありませんでしたが、今回調べてみて共有ライブラリの便利さや、概要について知ることができました。この記事に書けていないことも多くありますので、皆さんもぜひ調べてみてください。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。