はじめに
毎週1本様々な技術に関する記事を投稿しています。
もし興味のある方は下のリンクから他の記事も見ていただければ幸いです。
@7_inai_
仮想マシンとは
仮想マシンとは、仮想化技術を用いてコンピュータ内にもう1つのコンピュータを再現する技術のことです。
そもそも仮想化とは?
仮想化とは、物理的な環境に捉われることなく、HWに含まれるCPU、メモリ等のリソースを論理的に分割、統合する技術のことを言います。仮想マシンは、サーバー仮想化と同義です。
仮想マシンで何ができる?
仮想マシンでは、先ほども記載した通り、通常は物理的に存在しているコンピュータを仮想的に作り出して作動させることができます。例えば、WindowsPCでMacOSやLinuxOSを動かす。というようなことができるようになります。
また、それにより以下のようなメリットが生まれます。
- コスト削減
- 1台のコンピュータでも、複数のOSで確認できる
仮想マシンの仕組み
仮想マシンはその構造の違いから主に以下の3種類に分けられます。
①ホスト型
物理マシンにホストOSとなるLinuxやWindowsをインストールして、その上に仮想マシンを動かす方式です。
②ハイパーバイザー型
サーバーに直接仮想マシンをインストールし、動作させる方式です。そのためホストOSを必要としません。
③コンテナ
仮想マシンではありませんが、仮想マシンと似たことができる仕組みとして コンテナ があります。
コンテナでは1つのOS(ホストOS)で、それぞれの区分された環境(コンテナ)を動かすことができます。
コンテナの代表格としてはDockerが挙げられます。
終わりに
筆者も以前、LinuxOSのPC上でMacOSでしか動かせないソフトを使用するために、VMWareという仮想化ソフトを使用したことがあります。仮想化がなければ、LinuxOS上で動作するソフトで代用するか、MacOSのPCを用意する必要があったため、非常に助かった経験があります。