はじめに
毎週1本様々な技術に関する記事を投稿しています。
もし興味のある方は下のリンクから他の記事も見ていただければ幸いです。
@7_inai_
コグニティブコンピューティングとは
コグニティブ(Cognitive)には、認知や認識という意味があります。
では、認知のコンピューティング とはどういう意味でしょうか?
コグニティブコンピューティングとは、従来のコンピュータのように与えられた情報を単に処理するのではなく、人間のように自ら学び、行動できるシステムのことです。
AIとの違い
AIもコグニティブコンピューティングも共に、人間の知的活動を真似し、再現する というアプローチを含んでいます。
そのため、コグニティブコンピューティングはAIの一部であると言えますが、AIの中でも人間の認知能力に特化した技術がコグニティブコンピューティングであり、AIのように人間の仕事を奪うというよりも、人間のサポートを目的 としています。
事例
- カスタマーセンターでの応対
->顧客からの質問に対する自動回答 - 業務データ分析
->統計学的に業務データを分析する - 画像認識による不良品の検出
->製造ラインにおける人員削減および品質向上
終わりに
コグニティブコンピューティングは、インダストリー4.0における主要技術の1つと言われています。インダストリー4.0では、技術や知識を形式知化し、人の手の介在をなるべく減らすことが求められます。そのため、人の直感ではなく、データを用いて判断することが必要となりますが、この 「データを用いて判断」 という場面にて、コグニティブコンピューティングでは重要な働きをします。インダストリー4.0の考え方が企業に浸透するにつれて、コグニティブコンピューティングは、これから益々目を離せない存在になるでしょう。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。