はじめに
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@7_inai_
本記事では、ワンチップマイコンが内蔵する主なデバイスとその役割について紹介します。
ワンチップマイコンとは
ワンチップマイコンとは、1つのICチップ上に、各種デバイスを合わせて1つのパッケージにしたマイコン のことです。
ワンタップマイコンが内蔵する主な周辺デバイス
・クロック発信機
CPUを動かすための同期を取る
・割り込みコントローラ
マイクロプロセッサが実行中のプログラムからの外部信号やイベント(割り込み)を処理する
・フラッシュROM
プログラムを格納する。通常は読み取り専用。
・RAM
データを一時的に保存する
・タイマー
クロック発信機の周期から時間をカウントし、設定したタイミングで動作を行う
・DMAコントローラ
CPUを介さずに、データ転送を行う
・ウォッチドッグタイマー
システムが正常動作しているか監視する。(番犬の役割)
・A/D変換器
アナログ信号をデジタル信号に変換する
(D/A変換器の場合は逆の働きをする)
終わりに
ワンチップマイコンは、その小さなサイズに多彩な機能を凝縮しており、組み込みシステムや電子機器の中核となります。 ワンチップマイコンは、技術の進化と共に未来のデバイスにおいても、ますます中心的な役割を果たしていくことでしょう。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。