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ノーコード/ローコード開発でビジネスがどう変わる?

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ノーコード/ローコード開発とは

ノーコード開発:ソースコードを全く書かずにアプリケーション開発をする手法
ローコード開発:少ないソースコードでアプリケーション開発をする手法

ノーコード/ローコード開発でビジネスがどう変わる?

ノーコード/ローコード開発でビジネスがどう変わるのか、メリットとデメリットの観点から見ていきましょう。

■ノーコード/ローコード開発のメリット

  1. 初心者でも開発を行える
    コードを書く必要がないためCUIではなくGUIを操作してアプリケーション開発を行います。
    CUIはキーボードのみで操作するため初心者の方には扱いが難しいですが、GUIは主にマウスで操作をするため専門的知識がない初心者の方でも開発を行うことができます。また、初心者の方でも開発ができるため現場の担当者が自分でシステムを開発することできます。つまり、 現場の意見をより反映させたシステムを開発する ことができます。

  2. 実装までが早い
    プログラミング工程が必要ないため、 設計から実用まで素早く行う ことができます。

  3. ニーズの多様化に対応できる
    グローバル化や市場の成熟化により顧客のニーズが多様化している現代(そこまで多様化していないという説もありますが...)、 課題の多様化と複雑化に対応できるシステム開発 が求められます。そのためには多くの資本を投資して大量に生産するモデルではなく、 少しの資本で少量多品種を生産するモデル が求められます。少しで初めて大きく育てるのはノーコード/ローコード開発の得意分野です。

■ノーコード/ローコード開発のデメリット

  1. 自由度や拡張性が低い
    ノーコード/ローコード開発用のツールとして 元々提供されている範囲内のアレンジ しか行えません。ですので、デザインや細部までこだわりたい場合は向いていません。

  2. シャドーITの蔓延
    情報システム部門などが関知せず、ユーザー部門が独自に導入したIT機器やシステムのことをシャドーITと言います。初心者の方でもアプリケーションを素早く作成できるとなると、シャドーITの蔓延につながる可能性があります。シャドーITとして開発されたシステムに、もしも 顧客データや機密性の高いデータが使用されていれば、外部に流出する 可能性も十分に考えられるでしょう。

終わりに

開発コストやスピードを劇的に向上させるノーコード/ローコード開発ツールは、慢性的なIT人材不足を課題としている日本でも注目が集まっています。しかし、ノーコード開発だからと言ってエンジニアがまったく不要になると言うわけではなりません。そもそもノーコード開発用のツール自体はプログラミングが必要なのでエンジニアが開発していますし、デメリットで述べた通り現状のノーコード開発ツールでは制限も多くあるので、自社独自のサービスを開発するためにはやはりエンジニアの存在が必要になってきます。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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