はじめに
IT×ビジネスという視点で週1本記事を投稿しています。
もし興味のある方は下のリンクから他の記事も見ていただければ幸いです。
@7_inai_
DXとは
DX(Digital Transformation)とは、IT技術により、産業構造や人々の生活をより良いものにすることです。
DXでビジネスはどう変わる?
DX と言うと IT化 と解釈する人もいますが、この2つは意味が大きく異なります。一般的に、DXは 組織横断的(全社規模)な変革 を指し、IT化は アナログでしている作業をデジタルに変換する ことを指します。つまり、DXとIT化は目的と手段のような関係にあります。
また、DXは主に 柔軟性の向上 と 時間短縮 という2つの目的で実施されます。
この2つの観点からビジネスがどう変わるかを見ていきましょう。
1.日本郵便によるドローンでの荷物輸送
輸送コストがかかる地域で、優先的にドローンを用いた輸送を開始しました。ネット通販市場の拡大による物流量の増加に対して、柔軟に対応し運送時間も削減することが可能です。
2.JTBによる外国人向けアプリ開発
アプリから得られる訪日外国旅行者の行動データや嗜好データを分析することで、インバウンド戦略に取り組む企業をサポートすることを目的としています。インバウンドの増加に柔軟に対応するのみならず、今まではアンケート等のアナログで実施していたデータの取得・分析をデジタルに変換することで時間短縮にもなります。
3.NETFLIXによるサブスクリプションサービスの確率
従来は、TSUTAYAやGEOのようなレンタルショップでDVDをレンタルするのが一般的でしたが、DVD配送型のビジネスモデルを破棄し、ビデオ配信という新たなビジネスモデルを確立しました。
このように新たなビジネスモデルを構築することができるのもDXの強みです。
終わりに
すこし横道に逸れますが、私の実家が酒屋を営んでいます。今までは居酒屋やBarのような業務店のみを対象に酒類を販売していました。それがコロナの影響もあり飲食店の売り上げが大幅に下がったことから、自社のホームページを開設し、ネットからの注文やお酒のサブスクリプションのようなサービスを開始しました。新しく事業領域を伸ばしたので、それに対応するための増員やSNSでの宣伝等も必要になり多くの苦労がある反面とても楽しそうに仕事をしています。これもITの力を利用してビジネスモデルを変化させているため、DX事例の一つとして言えるでしょう。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。