はじめに
毎週1本様々な技術に関する記事を投稿してきましたが、本記事にて丁度100本目の投稿となりますので、これを機に一旦休止しますり。
KISSの原則とは?
KISS(Keep It Simple Stupid)は、コードはシンプルにしておくべきである。
という原則のことです。
簡潔性に要点を置いてコーディングするのが、KISSの特徴です。
KISSの原則を守るために
■冗長性の排除
KISSは、冗長なコードや機能の排除 を奨励します。シンプルで明快な実装は、バグの発生を減少させ、コードの保守性を向上させます。
■今必要な要件を実装する
将来必要になりそうなコードを、今のうちに実装しておきたくなる時がありますが、それは今実装すべきではありません。必要になった時に必要なコードを実装する のが、KISSの原則に沿ったコーディングです。
他の原則の紹介
■DRY
DRY(Don't Repeat Yourself)は、同じコードや同じ情報を何度も繰り返すのを避けることを奨励します。
■WET
WET(Write Every Time/Write Everything Twice)という概念があります。これはDRYに対応するように作られた言葉で、略語としても単語の意味としてもWETと対義するようになっており、プログラミングにおいては、守るべきではないアンチパターンとして使われます。
■オープン・クローズドの原則
「拡張に対しては開かれ、修正に対しては閉じられていなければならない」 という原則です。
- 拡張に対して開いている=コードの振る舞いを拡張できる
- 修正に対して閉じている=コードの振る舞いを拡張しても、その他のコードは影響を受けない
終わりに
今回紹介した原則の他にも、SOLIDの原則、YAGNIの原則、PIDの原則等様々な原則があります。より良いコードを書くためにも、先人の経験と知識から生み出されたこれらの原則を有効活用し、コーディングに活かしましょう。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。