はじめに
IT×ビジネスという視点で週1本記事を投稿しています。
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@7_inai_
統計学とは
統計学とは 統計に関する学問 のことです。(そのままですが、、、)
近頃、データサイエンティストというデータ分析を専門とする職種の名前をよく耳にしますが、それだけ統計学を扱えるエンジニアが重宝されています。
データサイエンティストが増えた背景には、IoTとビッグデータ の発展があります。様々な機器がIoT化し、そのIoT機器から収集した情報をビッグデータとして扱うようになりました。しかし、せっかく集めたデータも活用することができなければ意味がありません。では、IoTで集めたビッグデータを活かすことでどういったことができるのでしょうか?
統計学でビジネスがどう変わる?
- 仮説からデータへ
データの取得に多大なコストと時間を要していた時代は、大量のデータを取得できない代わりに仮説を立てて検証するというサイクルを回すことが一般的でした。しかし、仮説を考えると「Yes/Noの2択で答えられるクローズド」な質問になってしまいがちです。データを有効活用することで仮説に縛られずにオープンな答えを見つける
ことができます。 - 機械ごとの生産精度の違いの測定
工場では、複数の機械で同じモノを大量に 生産する必要があります。しかし、実際の現場では、不良率が高い機械や、停止回数が多い機械などそれぞれの特徴があります。統計学を用いてその特徴から傾向を見つけることができれば、より安定した設備の稼働をすることが可能です。 - アンケートの有効活用
高評価が多い製品が一番売れるとは限りません。過去のアンケート結果と照らし合わせ高評価としている人の性別や年齢等色々なデータの兼ね合いまで、単純にアンケートの結果を見るだけでは発見することができない情報まで統計学を使って判断する必要があります。
終わりに
情報量の増加に伴い、データサイエンティストの需要はかなり増加しています。しかし、データサイエンティストは、データの成形・データの解釈・ビジネス的に価値を出すという,3種類の全く別のスキルが必要になるため、データサイエンティストの数は全く足りていません。教育機関でもデータサイエンスを扱う学部が増加していることもあり、データサイエンティストの重要性は世界的に増加していくでしょう。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。