バージョン管理や、共同開発に欠かせないGitの使い方について解説していきます。Command Lineを勉強したことがない方は、先にCommand Lineを勉強してから、Gitを勉強することをお勧めします。GitはCommand Line同様ターミナルで操作していきます。
Anki
下のURLよりAnkiでProgateのGitを復習できます。
ankiweb.net/shared/info/1495815912
目次
- Gitの準備をする
- 共有するファイルを選択する
- 選択したファイルを記録する
- リモートリポジトリの準備
- ファイルのアップロード
- ファイルのダウンロード
- 変更したファイルを把握する
- 変更したコードを把握する
- addしたファイルを確認する
- コミット履歴を確認する
- 参考
Gitの準備をする
ターミナルにgit init
と入力し、Enter
キーで実行します。
~$ git init
Initialized empty Git repository in ...
上記のようにInitialized empty Git repository in ...
と出てきたら準備完了です。...
部分には、パスが表示されています。
共同開発には、3つのステップがあります。
- コードを変更する
- 共有する準備をする
- 共有する
共有するファイルを選択する
共有するファイルに変更を加えたら、共有の準備をしていきます。git add ファイル名
と入力して実行します。
~$ git add index.html
選択したファイルを記録する
git commit -m "メッセージ"
と入力して実行してコミットします。メッセージ部分には、変更内容がわかるコミットメッセージを記入します。
~$ git commit -m "Create index.html"
git add
, git commit
で、共有の準備が完了します。
リモートリポジトリの準備
Git
ではリモート
またはリモートリポジトリ
という共有ファイルの置き場を使います。リモートリポジトリ
にファイルをアップロードしたり、ダウンロードすることで、開発者同士がファイルを共有することができる仕組みです。
リモートリポジトリ
にアップロードするにはそのリモートリポジトリ
の URL
を登録する必要があります。
リモートリポジトリを登録する際には名前を付ける必要があり、一般的にはorigin
とすることが多いようです。
~$ git remote add origin https://...
上記の...
には実際のURL
が入ります。
ファイルのアップロード
~$ git push origin master
ファイルのダウンロード
~$ git pull origin master
add -> commit -> push -> pull
の流れで、お互いにファイルを共有することができます。
変更したファイルを把握する
git status
を実行して、自分が変更したファイルのファイル名を表示することができます。
ファイルに変更を加えて、git status
を実行すると、以下のようになります。modified:
の後は、ファイル名が入ります。
~$ git status
modified: index.html
modified: stylesheet.css
変更したコードを把握する
git diff
を使うと追加された部分が緑色で表示され変更を確認することができます。コードを変更した部分では、変更前のコードが赤色、変更後のコードが緑色で表示されます。
~$ git diff
addしたファイルを確認する
git status
を使うことで、どのファイルをadd
していて、どのファイルがまだされていないかを確認することができます。add
されたファイルが緑色、されていないファイルが赤色で表示されます。
~$ git status
コミット履歴を確認する
git log
というコマンドを使うと、自分や他人のコミットを確認することができます。変更内容が見たい場合は、git log -p
を実行します。表示内容が多い場合は上下矢印キーで、表示範囲を変え、Qキーを押すことで終了できます。
参考
下記のサイトで勉強できます。ぜひ参考にしてみてください。