PhpStormのコードテンプレートを書く上での注意事項

StringUtilsは使えない、文字列をゴニョゴニョしたいときはJavaのStringのメソッドを使う

PhpStormのコードテンプレートを書こうと思ってstackoverflowとかを検索すると、PhpStormの情報はあまりなくて、IntelliJ IDEAの情報がでてくる。
ほぼ同じようなものだろうと思ってIntelliJ IDEAで使えると書いてある StringUtilsを使おうと思ったらPhpStormでは使えないようだ。
残念。

よって文字列をゴニョゴニョしたいときはJavaのStringのメソッド（ [この辺] (https://docs.oracle.com/javase/jp/8/docs/api/java/lang/String.html) ）を使う必要がある。

• UpperCamelCase→lowerCamelCaseの変換例を https://tech.quartetcom.co.jp/2018/09/20/phpstorm-resolver-class-code-template/ に書きました

$ はエスケープできない

PHPのコードテンプレートを書こうと思ったら変数を表す $ は必須。
しかし、PhpStormのテンプレート言語であるApache Velocityでも $ は変数のマーカー。つまり記号かぶり。

Apache Velocityのドキュメント を見ると $ が \ でエスケープできそうなことが書いてあるが、PHPStormのコードテンプレートではエスケープは効かない。

そこで、PhpStormが用意してくれている定義済変数 ${DS} を使うことになる。
コードテンプレ内に $this->hoge などと書きたいときは ${DS}this->hoge と書く。