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初めてのDjangoコントリビュート

Last updated at Posted at 2024-04-08

最初に

Djangoのチュートリアルを進めている際、バグを発見しました。当時私はDjangoの初心者でしたし、OSSへのコントリビュートも初めてでした。本記事では、簡単なOSSコントリビュートの流れをご紹介します。

今回出したPull Request

チュートリアル「はじめてのDjangoアプリ作成、その7」の管理サイトのルック&フィールをカスタマイズするに記載されているbase_site.htmlのコードを実行すると、サイトのヘッダを置き換える際にレイアウトが崩れるバグに対するものです。
この問題はdivタグが閉じられていないことが原因でした。そのため、divタグを適切に閉じる修正を行いました。

image.png

Pull Requestを送るまでの流れ

  1. 日本語版のドキュメントでバグを発見したため、英語版のドキュメントでも同様のバグがあるかを確認し、DjangoのGitHubリポジトリで当該箇所を確認

  2. Djangoのリポジトリ をフォーク
    ①Codeタブを開き、forkをクリック
    スクリーンショット 2024-04-03 13.15.04.png
    ②Create forkをクリック
    スクリーンショット 2024-04-03 13.13.02.png

  3. ターミナルを開き、ローカル環境にクローン
    $ git clone git@github.com:django/django.git

  4. 修正用のブランチを作成
    $ git checkout -b closediv

  5. VSCodeで該当のコードを修正
    修正箇所↓
    スクリーンショット 2024-03-01 23.47.41.png

  6. コミット
    $ git add .
    $ git commit

  7. Pull Request作成
    $ git push 後、ターミナルに表示されたURLをクリックして、プルリクを作成
    スクリーンショット 2024-04-03 13.48.46.png
    Pull Requestの文章については、英語で記載する必要があったため、今回は日本語で文章を考えた後、DeepLも活用しながら、より適切な英語の文章に翻訳しました。

参考記事

感想

Pull Requestを出してからマージされるまでの時間は非常に短く、1日以内で済みました。
このコントリビューションを通じて、公式ドキュメントは必ず正しいはずだという思い込みがありましたが、必ずしも正しいとは限らないということに気づきました。そして、疑問を持つ視点を養うことができました。
また、コントリビューションの手順自体は、通常のチーム開発よりもはるかに簡単に感じられました。しかし、第三者に英語のコミットメッセージを確認してもらう必要があるため、コミットメッセージには細心の注意を払い、繰り返し推敲する必要があると感じました。

最後に

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました!お気づきの点があれば、ご指摘ください。直ちに修正させていただきます。

技術記事の執筆は初めてであったため、@まく さんに壁打ちやフィードバックをしていただきました。ありがとうございました!

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定期的にメンバーで集まって勉強会を開催したり、月に一回Qiitaに記事を投稿したりと活動しているので、ご興味のある関西在住の女性エンジニアの方はぜひ!

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