結論
UI要素の編集ウィンドウから編集することで対応できます。
これによってリスト内の順番や数が変わっても取得したいUI要素を取得できます。
問題提起
Power AutomateではUI要素ピッカーでリスト形式のUI要素を取得したとき、デフォルトでは「Id1」という指定で要素を取得しています。要素の順番・数が変わらない場合は問題ないですが、これらが変わることがある場合、意図しないUI要素を取得してしまう可能性があります。そこで、「UI要素名」を指定して要素を取得することで要素の順番・数が変わっても意図した要素が取得できるようにします。
前提
- 使用しているPower Automateのバージョン: 2.32.00336.23122
- 手順のUI要素取得に使用したアプリ: Windwos Media Player(バージョン12.0.19041.662)
使用するアプリによって要素の指定箇所が異なるかもしれないので、適宜調整をお願いします。
手順
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UI要素のメニューから、取得したUI要素の右にある3つの点をクリックします。
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List Itemの項目をクリックします。
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「Id」のチェックをオフにし、「Name」のチェックをオンにします。
これで要素名で取得したUI要素を使用できるため、要素の順番・数が変わっても柔軟に対応しやすいと思います!
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多くの場合上から何番目かだと思う。 ↩