先日、Oracle認定資格のJava SE Bronze試験を受験し、無事合格することができました。
そこで私が使用した教材や、これまでに行った勉強法について感想も含めてまとめてみようと思います。
1.書いた人のスペック
- もともとITとは関係のない職種
- 情報系の資格はITパスポートのみ
- 半年間プログラミングスクールで学習
- 今まで触ったことのある言語はJavaScriptとPHP
2.使用教材
メイン教材
「徹底攻略Java SE Bronze問題集[1Z0-818]対応」
いわゆる黒本。解説が優秀で、正直黒本だけで試験対策できると思います。
また問題の内容も実際の試験と非常に似ています。
サブ教材
「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Bronze SE(試験番号1Z0-818)」
いわゆる紫本。結局巻末の模試しか使用しませんでした。
黒本に比べると少しわかりにくいです。
「2週間でJava SE Bronzeの基礎が学べる本」
Kindle unlimitedの対象だったため使ってみましたが、結局途中で使わなくなりました。
なくても特に困らないです。
「いちばんやさしいJavaの教本 人気講師が教えるプログラミングの基礎」
試験対策とは直接関係ないですが、Javaの全体像を掴むにはおすすめです。実際にコードを書いて動作を確認することで理解がしやすくなりました。
これらの教材の中で絶対に必要なのは黒本です。むしろ黒本さえあれば大丈夫。イメージがつかみにくい時は実際にコードを書いて試してみることがおすすめです。
3.具体的な勉強法
1. paiza
2. 黒本
3. 実際にコードを書いてみる
やったことはこの3点だけです。
paiza
新・Java入門編から学習スタート。
コレクションフレームワークなどブロンズの範囲外の部分もあり、難易度が高く感じました。私が勉強していた時にはどのチャプターがブロンズの範囲かわからなかったのですが、今は各チャプターにブロンズやシルバーなど記載があるので、選別して効率よく勉強できると思います。
トータル30時間ほど学習し、黒本での学習にシフトしていきました。
黒本
ひたすら問題演習と解説を読むことを繰り返し、4周しました。正解率が80%以下の章はそれにプラス3周しました。
とにかく問題を解く。何度も間違える問題が絞られてくるので、それに重点を絞り解く。
理解が甘い単語や概念はNotionにまとめて覚える。まとめた内容をChatGPTに投げて、問題を作ってもらいそれを解く。正直黒本をやり過ぎると答えを覚えてしまうので、ChatGPTを活用して勉強しました。
黒本は50時間ほど学習しました。
実際にコードを書いてみる
ただ、上記2つの勉強だけではポリモーフィズムや継承など「いわゆるJavaっぽい部分」は理解しにくく、「いちばんやさしいJavaの教本 人気講師が教えるプログラミングの基礎」を使い実際にコードを書いて動かしてみることにしました。
継承や実装、コンストラクタの部分が苦手だったのですが、実際にコードを書いて動きをみることで詳しくイメージができました。コードを書いたことで、問題演習のコードの意味がようやくわかるようになりました。
ページ数が少なめの入門書でコードを書いてみるのがいいと思います。
結果
合格しましたが、受験前に予想していた正解率よりも低い結果だったことが残念です。
最後に
試験に合格したことで自信につながりました。自分としては不本意なところもあるので、引き続き勉強しSilverも取得できればと思います。
この内容がひとつでも参考になれば幸いです。