Serverlessでnode-configを使う

v1.2から環境変数設定ができるようです（2016/11/22 追記）

コメントにもあるように、Lambdaが環境変数をサポートしました。
Serverlessでも環境変数をサポートし、以下のような設定ができます。

serverless.yml

service: environment-variables

provider:
  environment:
    provider_level: provider
  name: aws
  runtime: nodejs4.3
  cfLogs: true

functions:
  hello:
    environment:
      FUNCTION_LEVEL: function
    handler: handler.hello
    events:
      - http:
          integration: lambda
          path: hello
          method: get

現時点ではまだこの機能はリリースされていません。v1.2でサポートされるようです。

（2016/11/23 1:12 追記）
v1.2.0がリリースされました
v1.2.0から環境変数サポートされたのでdotenvを利用する必要はなくなりました。

結論

• dotenvでNODE_ENVを設定する
• node-configより先にdotenvをrequireする

設定方法

dev環境での実行を想定します。

1. dotenvを使ってNODE_ENVを設定する

.envにNODE_ENV=devを設定します。

.env

NODE_ENV=dev

2. node-configで利用する環境ごとのファイルを用意する

node-configでdevの設定を利用するために./config/dev.jsを用意します

./config/dev.js

module.exports = {
  db: {
    host: "dev.example.com",
    user: "dev_user",
    pass: "dev_pass",
  }
};

3. dotenvとconfigをrequireする

require("dotenv").configをするとNODE_ENV=devが環境変数に設定されます。
設定後にnode-configを呼び出すことでdevの設定が利用できるようになります。

sample.js

require("dotenv").config;

const config = require("config");

const db = require("db");
db.connect({
  host: config.db.host,
  username: config.db.user,
  password: config.db.pass
});