概要
道を歩いていたり、電車に乗っていたりするときに、ふとNimのコードを書きたくなることありませんか?
私はありません。
でもちょっとしたコードの実験したいときとかありますよね。
そんな時にブラウザ(主にスマホ)から利用できるNimの環境を調べてみました。
他にもあるよという方はコメントで教えてください。
nim4colab(2020/11/19 追記)
Google Colaboratoryにて、nimのプログラムの実行ができるようになる拡張機能です。
Stable/Develの両方から最新のNimをインストールしてくれるようです。素敵。
nim playground(2019/10/26 追記)
本家でもお試し環境ができているようです。
バックエンドはDockerで構成されているような感じで、プログラムの実行時は若干もたつく印象です。
下記で紹介しているWandboxの方がコンパイル&実行は早いですね。
glot.io
- REPL替わりによく使っているのが、このglot.ioです。
- Dockerベースになっている実行環境で、Nim以外にもたくさんの言語(37言語)がサポートされています。
- ソースの共有もスニペットでできるようです。
- Snippets/My Snippetsと公開用・自分用と登録できるようです。
- プログラムの実行はDocker内で動くようなので、起動は遅いです。
- 別のタブに書いたソースをimportすることができました。
- モバイル系のブラウザで表示すると、エディタの操作が若干つかいずらいです。
Wandbox
- Nimアドベントカレンダー 8日目で知りました。
- C++ベースのWebサーバーと、疑似Docker?の環境内で、ソースをコンパイルし、実行してくれます。
- こちらは36言語対応でかつ、それぞれの言語のバージョンも選択できるので素敵すぎます。
- もうこれでいいです
- permlik機能もあるので、ソースの共有もしやすいですね。
- エディタで追加したテキストファイルを、プログラムから読むこともできました。
- コンパイル&実行もglot.ioに比べたら10倍くらい(私的に)早く感じました。
Paiza Cloud
- 無料で使えるクラウドに用意されたLinuxサーバーです。
- Webブラウザからアクセスできます。
- サーバー内には、いろんなプログラミング言語はインストールされているですが、Nimは入っていません。
- なのでインストールしちゃいます。
- ターミナルを開いて、以下を張り付けてエンター(ッターン!)
# Paiza-Nim-Install
wget https://nim-lang.org/download/nim-0.19.0.tar.xz
tar Jxvf nim-0.19.0.tar.xz
cd nim-0.19.0/
./build.sh
bin/nim c koch
./koch tools
# Nim本体のソースはいらないので削除
rm -rf c_code
export PATH=~/nim-0.19.0/bin:$PATH
インストール直後に、Nimのバージョン表示&ストレージの残り容量を表示
- この後はVimのNimプラグインとかいろいろ入れたら良いかと。
- 私使ったことないのでワカリマセン
- Gitも使えるので、CloneしてNimbleでビルドとかもできます。
まとめ
最初はPaizaCloudでのNim導入を詳しく書こうかと思っていたんですが、Wandboxという素敵環境をAdvent Calendarで知ることができました。
道を歩いていたり、電車に乗っていたりする時に、ふとNimのコードが書きたくなったらWandboxを使いましょう。
私は使います。
道を歩いていたり、電車に乗っていたりする時に、ふと気になるアイツのGithubにあるソースをビルドしてみたくなったら、PaizaCloudでNim環境構築して、git clone して、 nimble buildしましょう。
(私はしませんけど)