書式指定と入出力
書式指定の出力
pythonでは「%」を使って書式指定ができます.
form.py
print('%d' % 3)
a = 2
print('%d' % a)
print('%d-%dは%dです' % (5, a, 5-a))
print('%.2fは%sです' % (3.14, '小数'))
実行結果
3
2
5-2は3です
3.14は小数です
pythonの書式設定ではc言語やjavaと違い「,」ではなく「%」を用います.また,複数のホフォーマットをカッコで囲んで利用することが出来ました.書式の種類は以下の通りです.
書式 | 意味 |
---|---|
%d | 小数で10進数を表示 (1, -5) |
%x | 整数を16進数で表示 (1d) |
%X | 整数を16進数で表示 (2A) |
%f | 実数を表示 (2.00000) |
%s | 文字列を表示 (S, abc, た) |
桁数の指定
form2.py
print('%5d' % 12)
print('%-5d' % 12)
print('%05d' % 12)
print('%.5d' % 1.23)
実行結果
12
12
00012
1.23
format()メソッド
format()とは文字列にデータを埋め込み,出力できるようにするメソッドです.
form3.py
a = 'スーパー'
b = 'ウルトラ'
c = 'デラックス'
print('{}{}{}' .format(a, b, c))
print('{1}{0}{2}' .format(a, b, c))
実行結果
スーパーウルトラデラックス
ウルトラスーパーデラックス
書式指定の方法
form4.py
print('{:,}' .format(4000000000))
print('{:>6}' .format(125))
print('{:<6}' .format(125))
print('{:^5}' .format(125))
print('+' * 6)
実行結果
4,000,000,000
125
125
125
++++++
pythonの書式指定では上記のように「,」や空白によって桁数を揃えることができます.
キーボードからの入力
pythonではinput()関数を使い入力を受け取ることができます.
inPut.py
name = input('あなたのペットの名前は何ですか?:')
age = input('あなたのペットは何歳ですか?:')
print('{}は{}歳です.' .format(name, age))
実行結果
あなたのペットの名前は何ですか?:ポチ
あなたのペットは何歳ですか?:3
ポチは3歳です.
sepとend
sepは区切り文字を指定し,endは末尾に追加したい文字をして指定します.
form5.py
print('フォ', 'ル', 'トゥ', 'ナ', sep=',', end='の')
print('瞳')
print('吾', '輩', 'は', sep='', end='')
print('猫', 'である', sep='', end='')
実行結果
フォ,ル,トゥ,ナの瞳
吾輩は猫である
sepは区切りの部分に指定した文字を追加できます.endは末尾に指定した文字を追加できます.また,空文字を指定するとsepは何も表示せずendは改行なしになります.
最後に
少しずつpythonを学んでいきましょう.