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【SEO対策】エンジニアにこそ知っておいてほしいブラックハットSEO


はじめに

組織に属しているエンジニアであれば何かしらの自社サービスを任されているだろうし、

自分のwebサービスを作って持っているという方も多いのではないでしょうか。

そうなると作成したサービスをネットの海に公開している以上、

沢山の人に使ってもらいたいと思うのはエンジニアの性なのかもしれません。

そういう時、大体耳にするのが「SEO」という言葉です。

SEO?

所詮検索エンジンもプログラムなんだから楽に順位を上げる方法があるだろう!

楽して順位上げてやろう!

と誰でも考え付くのではないでしょうか。

様々なことを自動化してきたエンジニアであればあるほど、

「いかに手を抜くか」を意識するはずです。

ただし、現代のSEOについて裏技はないに等しいと思った方がいいと思います。

今回はその根拠となるブラックハットSEOと呼ばれる手法と、

Googleの仁義なき戦いを踏まえて解説していきたいと思います。


ブラックハットSEOとは

エンジニアなら言葉の響きでなんとなくわかるかもしれませんが、

要はアルゴリズムの隙をついて不正に検索順位を上昇させようとする手法です。

検索エンジン(主にGoogle)は決まったアルゴリズムでページを評価し、

内部的に点数付けをして検索順位に反映させています。

その評価指標は約300項目と言われていますが、

明確なアルゴリズムの動きについてGoogle側が答えを明かすようなことはしていません。


実際に使われたブラックハットSEO


noscript


sample.html

<html>

<head>
<script type="text/javascript">
document.write("HelloWorld");
</script>
<noscript>
SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策
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</noscript>
</head>
<body>
ポケモンのページ
</body>

こんなもので「SEO対策」で検索された時、上位表示される時代がありました。

コードを見るとわかりますが、noscriptタグにキーワードを含ませています。

noscriptはjavascriptが動かない環境の時に読み込まれる部分ですが、

そこにキーワードを詰め込みまくるというのが一時期流行りました。

なぜこんなことをしていたのかというと、

昔はキーワードがたくさん出てくるサイトが評価されていました。

つまり「SEO対策」という単語が100個でてくるサイトが1位だった場合、

こっちはnoscriptタグ内に150個出せばよかったわけです。


むちゃくちゃですね。

for文でいくらでもぶん回すことができます。

これについては現在対策が施されていますが、

google側の対策はnoscriptを全て評価しなくするというものでした


textのcolor

noscriptが封じられ次に編み出されたのはテキストのスタイルをいじるというものでした。

簡単に言うと「見えてるけど見えないところで不正する」というものです。

↓以下のような感じです。

--------------------------------------------------------

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--------------------------------------------------------

↑反転すると文字が出てきます。

Google側がnoscriptの際にとられた処置がnoscriptを評価しないというもので

キーワードが沢山出現するページを評価することに変わりはありませんでした。

なので目に見えない形でキーワードを配置するということも一時期流行りました。

現在は背景と文字の色の差をGoogleは理解できるようになり、

文字が認識できないような色使いに罰則を与えるようになりました


(このページも罰則対象になるかもしれない)


textの大きさ

「見えてるけど見えないところで不正する」第2弾です。

$\tiny{SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策}$

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$\tiny{SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策SEO対策}$

(↑Qiitaのマークダウンではこれが最小みたいです・・・)

厳密に言うと目には見えますが見にくいところでキーワードを大量に出現させるというものです。

上記のようにサイズが小さいテキストが色々なところに仕込まれているというページがありました。

実際の使われ方は、さらに小さいダニのような文字だったと思います。

文字のサイズを極限まで小さくしてコンテンツとして配置します。

これによりGoogleは現在小さすぎる文字に対してペナルティをかすようになりました。


textの位置

「見えるけど見えないところで不正をする」第3弾です。

1.png

赤枠で囲った部分が所謂コンテンツ部分で、その外にキーワードを散りばめるというページです。

これも一時期絶大な効果を生みました。

なぜならフォントカラーやフォントサイズをいじっているページは見るからに不正していることがわかるので

利用者がGoogleに通報することができました。

しかしこのエリア外にテキストを配置するのはソースコードまで見ていかないと気づけません。

目に見える部分も多少はしっかり作っておけば、違和感なく上位サイトとして表示されるようになります。

これによりGoogleはレンダリングテストをおこなうようになり、

見えている部分だけでページを評価するように改良されました。


バックリンク

紹介してきたような方法が通じなくなってきたので、

頭の良い人たちが考えた次の楽をする方法がバックリンクを利用するというものです。

その前に引用リンクアルゴリズムについて説明します。

Googleはページに書いてある内容の他に、

リンクが多く集まっているサイトを上位表示するようにしています。

これはgoogleの創始者ラリーペイジとセルゲイ・ブリンが思いついたアルゴリズムで

GoogleをGoogleたらしめる根幹のアルゴリズムです。



画像はGoogleの創設時メンバー

世界で最も有名なアルゴリズムの一つかもしれません。

それを逆手にとり、自作自演でサイトを立ち上げそこからリンクを飛ばす方法が主流になりました。

ブラックハットSEOと聞いてこの方法を思い出す人も多いかもしれません。

2000年代にサイトを運営されていた方で

「相互リンクお願いします」と管理者同士連絡しあった人も多いのではないでしょうか。


要はそのやり取りがめんどくさく、本当にリンクを貼ってもらえるかどうかもわからないので

自分でサイトを立ち上げたほうが手っ取り早かったわけです。

そうして生まれる衛星のように浮かぶ自作自演サイト(サテライトサイト)の効果は絶大でした。

リンクを貼ればどんな内容でも順位があがったため、

リンクを有料にして販売しているところも多くありました。

(今でもあるかもしれない)



結論から言うとそういったものはほぼ絶滅しています。

GoogleはSEOだけを目的とした意味のないリンクネットワークを排除するようなアップデートを実施。


汚れ切った検索結果を綺麗にしていきました。


コピペコンテンツ

バックリンクも封じられ、キーワードを乱立する方法も封じられてしまったので

もはや楽をする方法はないと思われた矢先、最後に見えた光明がコピペだったようです。

いくら検索しても2chのまとめブログや、そこら中から引用してきただけで

何も自分では文章を考えないサイトが上位表示されるようになっていた時があります。

コピーコンテンツについてはGoogleのマット・カッツ氏も発表しており

「Web上のコンテンツの30%はコピーコンテンツと認識しておくことが重要、

コピーコンテンツだからすぐにペナルティを受けるわけではない」としています。

コピーコンテンツだからと言って裁かれるわけではありませんが、

上位表示されないようになっています。


最後に

ブラックハットSEOについては多くの種類があり、ここで紹介されている以外にも手法はあります。

そのほとんどがいかに楽をするか、いかに裏をかくかがコンセプトになっているものです。

プログラマの3大美徳が「怠惰」「短気」「傲慢」であるように、楽をすることを考えるのがエンジニアですが、

ことSEOについては楽できる環境ではなくなっている現状が伝われば幸いです。

裏を返せば楽をしているものを取り締まってくれるのが今のGoogleであり

しっかりコンテンツを作り発信すれば、

Googleは評価してくれるということでもあるので、

悲観的にならず、誠意をもって検索エンジンと向き合うことが大事かなと思います。


参考文献

https://promonista.com/google-algorithm/

https://qiita.com/yyu/items/894de7fc3a83e675b06b

https://gigazine.net/news/20150122-google-first-employees/

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