googleの新しいロゴを理解するための覚えがき。
公式ガイドラインより。
新しく発表したロゴは3種類。
① Google logotype
従来のロゴデザインから、ごっついSans Serif系へフォントの書体を変更。その意図は、マルチデバイス時代に即し、スマートウォッチのようなちいさなディスプレイの中で解像度が下がっても印象を変えることなくロゴを表示することにある。
「みなの期待を良い意味で裏切る」という意図を込めて、最後のeの文字は少し傾けられている。
② Dots
今回のロゴ変更で最も注目すべき変更。
インタラクティブなアクション時に使われる、googleのテーマカラーをあしらった4つの色のドット。このドットがどのような動きをしているかによって、ユーザーは自分がどのようなアクションをしているのかうかがい知ることができる。Listening, User Speaking, Thinking, Replying, Incomplehension, Confirmationなどが、モーションが示唆するアクション。こちらのムービー参照。
③Google G
ロゴがすべて入りきらない限られたスペースでもGoogleの存在が目立つよう、4つの原色をすべて一文字の中に詰め込んでいる。必要以上にbyte数をとらないために、完全な円形ではなく、横棒が入り込む青色の部分ではやや円を変形させている。
Color
色と色同士で間に空白を挟んでいる場合と隣接している場合で、微妙に色の明るさを変えている
Product Sans
Google Map, Google Storeのように、Googleの後につくプロダクト名のために新たにSans-seril系にロゴタイプを作成。題して、"Product Sans"。"Google"ロゴと適度な共通性をもちつつ、区別している。
ペーパーファーストからスクリーンベースへ
静止画のペーパーファーストからよりダイナミックなアニメーションが可能なスクリーンベースのデザインへ。さらにPCやモバイル端末以外にもGUIが装填されるIoT時代も見越した、非常にシステマティックなロゴ。ロゴのデータ容量は305バイトに収められている。
さらに、今回は、選ばれなかったデザインも発表。
8色バージョン、小文字のgのケース
プリミティブな円形をベースに作り込むデザインも考案途中にはあったようである。
参考
Google 公式デザインガイドライン
FastCompany Google's New Logo Is Its Biggest Update In 16 Years