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[OCI]通知サービスとイベントサービスを利用してDBCSのDBノードの起動/停止をメールで通知してみた

Last updated at Posted at 2022-02-15

はじめに

こちらの記事で、Always FreeのAutonomous Databaseのみを使用してDBCSインスタンスの自動起動/自動停止をスケジューリングする方法を検証しました。

今回は、通知サービスとイベント・サービスを利用して、DBCSインスタンスの自動起動/自動停止の際に、処理の開始/終了をメールで通知する方法を確認しました。

1.通知サービスの準備

コンソールメニューを開き、「アプリケーション統合」内の「通知」をクリックします。
スクリーンショット 2022-02-15 15.01.44.png
「トピックの作成」をクリックします。
スクリーンショット 2022-02-15 15.08.09.png
トピックの名前を入力し、「作成」をクリックします。
今回はトピック名を「Topic1」としました。
スクリーンショット 2022-02-15 15.10.04.png
トピック「Topic1」が作成されました。
スクリーンショット 2022-02-15 15.10.44.png
「サブスクリプション」をクリックします。
スクリーンショット 2022-02-15 15.10.44のコピー.png
「サブスクリプションの作成」をクリックします。
スクリーンショット 2022-02-15 15.12.23.png
サブスクリプション・トピックとして、先ほど作成したトピック「Topic1」を選択します。
プロトコルとして「電子メール」を選択し、「電子メール」にイベントの通知先となるメールアドレスを入力します。
入力が完了したら「作成」をクリックします。
スクリーンショット 2022-02-15 15.13.39.png
サブスクリプションが作成されました。
サブスクリプションの状態が「Pending」になっています。
スクリーンショット 2022-02-15 15.14.28.png
プロトコルに「電子メール」を選択してサブスクリプションを作成すると、作成時に入力したメールアドレスにこちらのような確認メールが送られます。
メール受信者がメール内の「Confirm subscription」のリンクをクリックして確認を行うまで、サブスクリプションは「Pending」の状態になります。
スクリーンショット 2022-02-15 15.15.38.png
メール受信者が確認メール内の「Confirm subscription」をクリックすると、こちらのようなページが表示され、確認が完了します。
スクリーンショット 2022-02-15 15.18.57.png
メール受信者の確認が完了すると、サブスクリプションの状態が「Active」に変わります。
スクリーンショット 2022-02-15 15.21.42.png

2.DBCSのノードのOCIDの確認

コンソールで対象のDBCSインスタンスの詳細画面に移動します。
スクリーンショット 2022-02-15 15.24.04.png
リソース欄の「ノード」をクリック
スクリーンショット 2022-02-15 15.26.10.png
ノードのOCIDをコピーし、メモしておきます。
スクリーンショット 2022-02-15 15.27.23.png

3.イベント・ルールの作成

コンソールメニューを開き、「イベント・サービス」内の「ルール」をクリックします。
スクリーンショット 2022-02-15 15.29.46.png

まず最初に、DBシステムのノードの起動停止を含む、状態の更新が開始された時に通知を行うルールを作成します。

「ルールの作成」をクリックします。
スクリーンショット 2022-02-15 15.31.00.png
以下のように入力して、「+別の条件」をクリックします。

項目 入力値
表示名 DB Node Update Start
説明 DBノードの変更開始を通知
条件 イベント・タイプ
サービス名 Database
イベント・タイプ DB Node - Update Begin
スクリーンショット 2022-02-15 15.33.42.png
追加された条件のイベント・タイプとして「属性」を選択します。
スクリーンショット 2022-02-15 15.35.04.png
属性名として「resourceId」を選択し、属性値として先ほどコピーした対象となるDBシステムのノードのOCIDを入力します。
※属性値の欄は入力後にEnterキーを押さないと入力が確定しないので注意が必要です。
スクリーンショット 2022-02-15 15.36.42.png
アクション欄の「アクション・タイプ」として「通知」を選択します。
スクリーンショット 2022-02-15 15.37.10.png
通知コンパートメントとして、先ほどトピックを作成したコンパートメントを選択し、トピックとして先ほど作成したトピック「Topic1」を選択します。
スクリーンショット 2022-02-15 15.38.10.png
DBシステムのノードの起動停止を含む、状態の更新が開始された時に通知を行うイベント・サービスのルール「DB Node Update Start」が作成されました。
スクリーンショット 2022-02-15 15.38.52.png
同様に、DBシステムのノードの起動停止を含む、状態の更新が完了した時に通知を行うルールを作成します。
こちらの内容を入力し、「ルールの作成」をクリックします。
項目 入力値
表示名 DB Node Update End
説明 DBノードの変更終了を通知
条件 イベント・タイプ
サービス名 Database
イベント・タイプ DB Node - Update End
条件 属性
属性名 resourceId
属性値 DBノードのOCID
スクリーンショット 2022-02-15 15.42.35.png
DBシステムのノードの起動停止を含む、状態の更新が開始された時に通知を行うイベント・サービスのルール「DB Node Update End」が作成されました。
スクリーンショット 2022-02-15 15.43.57.png

4.動作確認

イベント・サービスのルールが作成できたので、対象のDBノードを起動、停止して動作を確認してみます。

DBシステムの詳細画面に移動します。
スクリーンショット 2022-02-15 15.45.07.png
対象となるDBノードを起動します。
スクリーンショット 2022-02-15 15.45.53.png
DBノードの状態が「起動中」になりました。
スクリーンショット 2022-02-15 15.47.07.png
メールボックスを確認すると、こちらのようなメールが届きました。
LifecycleStateが"STARTING"になっており、DBノードの起動が開始されたことが通知されました。
スクリーンショット 2022-02-15 15.48.57.png
しばらく待つと、DBノードの状態が「使用可能」になります。
スクリーンショット 2022-02-15 15.47.51.png
メールボックスを確認すると、こちらのようなメールが届きました。
LifecycleStateが"AVAILABLE"になっており、DBノードが使用可能になったことが通知されました。
スクリーンショット 2022-02-15 15.53.53.png
対象となるDBノードを停止します。
スクリーンショット 2022-02-15 16.03.46.png
DBノードの状態が「停止中」になりました。
スクリーンショット 2022-02-15 16.39.04.png
メールボックスを確認すると、こちらのようなメールが届きました。
LifecycleStateが"STOPPING"になっており、DBノードの停止が開始されたことが通知されました。
スクリーンショット 2022-02-15 16.09.32.png
しばらく待つと、DBノードの状態が「停止済」になります。
スクリーンショット 2022-02-15 16.36.00.png
メールボックスを確認すると、こちらのようなメールが届きました。
LifecycleStateが"STOPPED"になっており、DBノードが停止されたことが通知されました。
スクリーンショット 2022-02-15 16.16.59.png

以上で、通知サービスとイベント・サービスを使用して、DBノードの起動、停止の通知を行えることが確認できました。

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