#はじめに
Ruby on Railsでアプリケーション開発を進めていく上で、エラーがでるとつまづいてしまう方も多いんではないでしょうか。そこで逃げることのできないエラー解決の基礎や見るべきポイントを抑えておけばググれば解決できることも多いです。
エンジニアに最も求められるのは、「自走力」です。頑張っていきましょう。
##目次
- エラー画面の読み方ポイント
- 大きく分けたエラーの種類は2つ
- よくあるエラー一覧と解決法
- 【ActionView::MissingTemplate】
- 【NoMethodError】
- 【うまくURLにアクセスできない】
- 【ブラウザのリンクを押しても反応しない】
###エラー画面の読み方ポイント
まず、このようなエラーが出るとします。
①エラーのタイトル
②エラーが起きたコードの場所
③エラーの具体的な内容
④エラーが起きたコードの表示
###大きく分けたエラーの種類は2つ
エラーの種類は、大きくわけて2つあり、「Rubyの文法エラー」「Railsのエラー」
になります。
####「Rubyの文法エラー」
例えば、全角スペースを入れてしまったり、if文などのendの書き忘れであったりです。過去には心あたりがあるのではないでしょうか。
####「Railsのエラー」
例えば、ルーティングの追記を忘れたり、URLにアクセスしたときにビューファイルがなかったり、Railsの仕組み、決まりに違反している場合に起こるエラーです。
###よくあるエラー一覧と解決法
####【ActionView::MissingTemplate】
指定されたviewファイルが無い場合などに起きるエラー
【対処法】viewファイル関連について確認する。
####【NoMethodError】
Nil(存在しない状態)場合など
【対処法】エラーの原因から遡り、コントローラーやカラムやレコードが空になっていたり、間違っていないかなどを確認する。
####【うまくURLにアクセスできない】
ほとんどがroutes.rbの記述の方法や順番が間違っているエラー
【対処法】rootやdedviseの記述位置があっているか確認する
####【ブラウザのリンクを押しても反応しない】
パスが入っていなかったり、間違っていたり、HTTPメソッドの記述がなかったりするエラー
【対処法】パスの確認、HTTPメソッドが正しいか確認して修正する
$ rake routes
上記のコマンドでパスの確認ができるので、見比べてみるのも尚よし
####【Routing Error】
存在しないルーティングを指定していたり、HTTPメソッドが適切ではなかったり、ルーティングが間違っている
【対処法】HTTPメソッドやルートの確認をする