生IP恐怖症とは
その文字の通りVPNやProxyなどを使わずにインターネットを利用する事に恐怖や不安を覚える症状です。
ただ、私がそう呼んでいるだけです。
出典はとある掲示板なのですが...
何が怖いのか
ウェブの世界はどこもトラッキングだらけです。
勿論、IPアドレスという指標は重要なものではありませんが、それでも住んでいる地域として記録される可能性があります。
私はネットとリアルは別けたいと考えているので、これはあまりよろしい事ではありません。
また、世の中にはURLを踏ませてIPアドレスを記録するサービスが存在します。
IPアドレスでは住所が分からないというのは皆さんも知っている事かと思いますが、それでも国、県、更には市区町村レベルまでの特定が可能になる場合があります。
ここから普段の発言やアップロードしていた写真(もちろん私はそのような事はしていません)などを組み合わせれば、住所の特定がとても容易いものになってしまいます。
また、何らかのサービスを利用していた時のIPアドレスが流出などした場合も同様に、インターネット特有の匿名性が損なわれてしまいます。
良くも悪くも、それが原因でインターネット上での他名義が見つかってなんやかんやといった話は十分あり得ます。
もしかしたら、インターネットと現実を別のものと捉える事自体が既に古い考えとなっているのかもしれませんが、私はそれでも生IP恐怖症の患者なのです。
あとがき
Q. この記事の名前でGoogle検索すると普通にダメなのが出るのダメじゃないですか?
A. そうですね。
ただ、そういうコミュニティにこそ技術的な知識が豊富にあるので、積極的に見ていくべきだとも思います。
勿論思想は別です。
技術だけを見れば、そこには良も害もありません。たぶん。
問題は技術を利用する人間にあります。