はじめに
この記事に書いてある内容を実際に試した結果、あなたが何らかの被害を被ったとしてもそれはあなたの責任です。
この記事の対象者
- 学校や会社のフィルタリングやファイアウォールを回避したい人
- 学校や会社のフィルタリングやファイアウォールを回避する方法を知って対策方法を考えたい人
方法
VPNやProxyを使う
VPNを使えば通信が暗号化されるのでネットワーク管理者からの検閲を防げます。
ただ、学校や会社ではVPNに接続するためのポート自体が規制されていることが殆どです。
残念ながら規制されたポートを回避する事はできません。(出来たらファイアウォールソフトの脆弱性です)
なので規制されていないポートを使います。
例としてHTTPのTCP80やHTTPSのTCP443、場合によってはSSHのTCP22などが使えます。
(UDPは使えない場合が殆どです。)
これらのポートを利用するVPNやProxyを使うことでファイアウォールやフィルタリングを回避できます。
例えばProtonVPNやTorは基本的にTCP443を利用します。
ただ、有名なVPNサービスやTorへのアクセスは遮断される場合があります。
Torに関してはBridgeを使えば何とかなりますがTor自体の回線速度に難があるため、お勧めできません。
使っているルーターによってはDDNSの設定からVPNサーバーの構築まで出来るものがあるので、自宅回線をVPNとして利用することも可能です。
WebProxyを使う
PHProxyやGlypeなどのWebProxyを使えばブラウザからフィルタリングを回避することが出来ます。
この方法だとHTTP通信以外のファイアウォールは回避できませんが、URLベースのフィルタリングであれば回避する事が可能です。
Googleで調べればこれらのサービスを見つけることが出来ます。
ReplitやRenderなどでultraviolet web proxyを使うのも良いでしょう。
どの方法も外部の代理サーバーを介して通信しているため、サーバーの運用者はいくらでも通信内容をのぞき見することが出来ます。(自分でVPNのサーバーを建てた場合は別ですが。)
利用するサービスは安全なものを使いましょう。