令和3年秋期試験で合格しましたので記事に残そうと思いました。
この手の資格試験に資格の本を読んでひたすら暗記する…という形式をとらず、
体系的に学びたい、という方向けであり、効率的に短期間で合格したい!という方向けにはなりません。(一応短期決戦向けも書きましたが)
かわりに、やり切れば試験受験の際に試験のためだけの勉強はあまりしなくてもよくなるかと思います。
もちろん基本情報もカバーしてます。
私の場合、基本も応用も試験直前に後述の過去問道場をやるくらいで済みました。
よくいわれること
資格なんて取らなくていい
と言われるのはその通りで、資格自体が役に立つことはほぼありません。
合格してもあまりうまみのない試験です。1
基本情報や応用情報は別に持っていなくてもいいけれど、
もしもこの業界で生きていくのならば、そのレベルの知識はないよりあった方が良いのです。
でも、これまで情報工学の勉強なんてしたことがない、という方には学び方すらよくわからないのではないかと思います。
私がそうだったのです。
そのため、資格うんぬんより先に書籍で学び、
今なら取れる気がしたので試験を受けるうまみがなくとも腕試しして達成感を得よう、ということで今回合格できました。
よかった!
資格取得できるレベルに知識を身につけるための導とになれば…という記事です。
短期決戦で臨む方へ
短期間で受かりたい人向けではないと書きましたが、
私は怠惰で可能なら楽をして受かりたい気持ちが大変わかるので、一応載せておきます。
とにかく応用情報技術者試験ドットコムで過去問道場を周回しましょう。
知識ゼロだったとしても暗記が得意であれば何とかなると思います。
解説もあり、わからなくても掲示板で質問できるため最悪参考書を買わなくても。
午後は午前の過去問で知識を得たうえで長文読解ができれば合格点には乗ると思います。
ただ、その状態で臨むと基礎知識が足りないと思うので午後の分野はあらかじめ選んだほうがいいかと思います。2
知識を得るため本を読もう
本や記事よりも間違いなく信頼すべきは公式シラバスです。
ですが、これからこの知識を身に着けたいという方が、これを見て参考書を選ぶのは容易ではないと思います。
そこで、前回私の書いた記事です。
その他にカテゴライズした本は基本的に試験に関係ないですが、プログラムはなぜ動くのかはぜひ読むべきです。
また、余裕があれば試験の参考書を読むのもいいと思います。
こまごましたものがカバーしきれていないためです。
文字コードなども、シラバスに挙げられていることですし関連書籍をブックリスト入れようかとも思ったのですが、
そこまで専門的に知っている必要があるか…?と思ったため省いているのです。
とはいえ、そのような取りこぼした知識たちは先に紹介した過去問道場の解説で十分学ぶことができるはずなので、
買うほどでもないとも思います。
これだけ読んでいると、いつの間にか過去問道場を試しにやってみると合格点前後くらいとれるようになってきているのではないでしょうか。
その上、きっと本の探し方もわかってきたのでは…?!
もし、学んだうえで腕試ししたい!と思ったときに、過去問道場をいくらかやれば仕上がるかと思います。
資格試験を受けるうえで気を付けるべきこと
試験を受けるにあたって気を付けること。
資格試験を受けなれている方なら当たり前だと思うのですが、私はうっかりしていたので記載します。
1.試験時間が長いということ
当たり前のことなのですが試験はとにかく長いです。
応用情報に関しては、以下の通りです。
午前 | 午後 | |
---|---|---|
試験時間 | 9:30~12:00(150分) | 13:00~15:30(150分) |
普段仕事をしていても、150分ピリピリした環境で黙って集中し続けることなどなかなかないのではないでしょうか。
私はないのでかなり苦痛でした。
試験を受ける前に模試を時間通りにやって時間になれることは人によっては必要そうです。
一時間経過すれば提出することで途中退室ができます。
私は集中しきれずに出てしまいましたが、見直しする体力はつけておくべきですね…。
2.会場によっては時計・上履きが必要であること
基本情報を受けたときに会場が高校で室内履きが必要になり、
応用情報では会議室が会場で時計が必要になったにもかかわらずどちらも持ち物を見落としわすれました…。
よく読みましょう。
時計を忘れた人はあまり見ませんでしたが室内履きを忘れた人はかなり見かけました。