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【WP】WordPressのサーバ移行手順

Last updated at Posted at 2014-06-11

はじめに

WordPressのバージョンアップに伴う検証を別サーバにて行うために、データを別サーバに移行しました。
移行の手順や参考にしたサイト等を紹介します。

実施環境

WordPress

ver 3.3.1

サーバー環境

PHP Mysql
移行前 5.4 5.1.73
移行後 5.4 5.1

補足

今回は、別のドメインが設定されているサーバーへ移行しました。
DNSを変更して同じドメインを使用する場合は手順が異なる場合がありますので、ご注意ください。

STEP1 移行前のサーバからデータをダウンロード

サーバ上にあるデータを全てダウンロードしてください。
FTPソフトなどを利用してダウンロードする場合は、 必ず全てのファイルがダウンロードされたか確認してください。
ファイルが不足していると移行後にエラーが表示されます。
正確にはWordPressの初期設定ではエラーを表示しないので、真っ白の画面になることがあります。
私はファイルが不足していることに気づかず何回もやり直しました。

STEP2 移行前のデータベースをダウンロード

データベースに関しては、下記のサイトを参考して、phpMyAdminで「DROP TABLE/VIEW」にチェックをしてエクスポートしました。
データベースのエクスポート方法のみ参考しております。
下記のサイトとは移行方法が異なります。

WordPressで公開しているサイトのサーバーを変更する | WordPressならファーストサーバ

STEP3 ダウンロードしたwp-config.phpの設定変更

STEP1でダウンロードしたwp-config.phpを開き、下記の「*****」の箇所を移行後のデータベース情報に書き換えます。
念のため書き換える前のwp-config.phpファイルは別にコピー・保存しておいた方がいいかもしれません。


/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', '*****');

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', '*****');

/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', '*****');

/** MySQL のホスト名 */
define('DB_HOST', '*****');

STEP4 searchreplacedb2.phpをダウンロード

STEP2でエクスポートしたデータベースのファイルには移行前の情報が記載されております。
単純にエクスポートしたデータベースファイルをテキストエディタなどで開き、情報だけ置換するとうまく移行できない場合があるそうです。
詳しくはこちらの「テスト環境から本番環境へ、URLが異なる環境にWordPressを移行する方法」のスライドをご覧ください。
移行前の情報を書き換えるために「searchreplacedb2.php」のスクリプトを利用します。

WordPress Serialized PHP Search Replace Toolにアクセスして「PROBLEMS? TRY V 2.1.0 STABLE」をクリックして「searchreplacedb2.php」をダウンロードします。

STEP5 移行後のサーバーへデータをアップロード

STEP1でダウンロードしたデータを移行後のサーバーへ全てアップロードします。
必ず全てのファイルがアップロードされてるか確認してください。
wp-config.phpはSTEP3で書き換えたファイルをアップロードしてください。
STEP4でダウンロードした「searchreplacedb2.php」をWordPressインストールディレクトリにアップロードします。

STEP6 searchreplacedb2.phpでデータベース情報の書き換え

アップロードした「searchreplacedb2.php」へアクセスします。
ウィザードが表示されますので、適切に入力等を行ってください。
こちらの手順は「WordPressでサーバ移行時にデータベース上のドメインを書き換える方法」に詳細が書かれてますので、ご覧ください。
設定が完了したら「searchreplacedb2.php」をサーバ上から削除してください。

以上で終了です。

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