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AlmaLinuxKVMでタグvlanを受ける

Last updated at Posted at 2025-06-09

0.はじめに

美しい音楽を聴いていたらいつの間にか1カ月経ってました。
これではまずいと思ったので、一旦ヘッドホンを置いて、替わりに少しだけ筆を執る事にしました。

今回はこんなことをやってみたいと思います。

  • Almalinuxを仮想基盤にして用意する
  • 仮想基盤とスイッチ間でTrunkVLANで接続
  • 仮想基盤はVLAN番号A、仮想マシンはVLAN番号Bで接続できるようにする

つまり、AlmalinuxでLinuxKVMを作って、トランクvlanを使えるようにしちゃおうぜ!というものです。

本手順だと、ゲストOSがホストと同じNWの場合に対応できない事に気づいたため、改稿あるいは別稿を投稿予定です。

1.手順

1.1 概観

本稿では、以下のステップで手順を紹介したいと思います。

1.ホストインストール
2.ホストOS用のnic設定
3.cockpitとかの設定
4.ゲストOSで通信できるようになる
5.やったぜ!

1.2 手順

本稿では、ホスト側がvlan990、ゲスト側がvlan200を受け取る想定です。

1.almalinuxのインストール

手順は多くの人が寄稿しているため省略

2.ホストOS用のnic設定

  • enp1s0.990を作成する

※ホストはnative vlanではなく990番を通します

# vlanID 990の場合
sudo nmcli con add type vlan con-name enp1s0.990 ifname enp1s0.990 vlan.parent enp1s0 vlan.id 990
  • nmtuiかnmcliでこれ(enp1s0.990)にIPを設定する
  • enp1s0のipv4とipv6を確認し、有効になっている場合は無効にする

3.cockpitと仮想マシンのインストール

書いてない部分が多少ありますが、以下記事を読んで多少触ってみたらできると思うので概略だけ記載します。

  • 記事の1.インストールと設定を実行します。
  • WebUIでログインし、アプリケーションマシンをクリック
  • Almalinux仮想基盤を再起動

これで仮想マシンが作成できるようになります。

4.ゲストOS用のnic設定

vlan200を受け取るNICを作る

ゲストは200番を通します。

  • cockpitを開いてログインします。
  • ネットワーキングVLANの追加をクリック

image.png

  • 親をホストの物理NIC(この場合はenp1s0)にしてVLAN IDをいれて追加をクリック

image.png

  • enp1s0.200をクリック

image.png

  • 編集をクリックしてIPv4IPv6を無効にする

image.png

bridgeを作る

  • ネットワーキングブリッジの追加をクリック

image.png

  • 名前を好きにつけて先ほど作ったnicenp1s0.200を選択して追加をクリック

image.png

多分大丈夫ですが、br200でIPv4とIPv6が有効になっているとダメです。有効になっていた場合は、先の手順を参考にして無効にしてください。

仮想マシンへのバインド

  • 仮想マシンネットワークインターフェイスの追加

image.png

  • インターフェース形式をBridge to LAN、ソースを先ほど作ったブリッジbr200にして追加をクリック

image.png

5.やったぜ!

  • VMを起動してNICが増えていれば後はIPなどを設定するだけです。

また音楽を聴く作業に戻りたいと思います

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