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SPSS Modeler ノードリファレンス 2-5 レコード結合

Last updated at Posted at 2022-02-21

2-5 レコード結合ノード[レコード設定タブ]

107_89レコード結合.png

1.ノードの目的

複数のテーブルをIDをキーに横方向に結合(マージ)します。

2.解説動画(60秒)

3.クイックスタート

視聴者が閲覧した①Webログデータに対応する顧客属性と態度を②アンケートデータから結合します。*データは[5.参考情報]からダウンロードできます。

①Webログ
スクリーンショット 2022-01-21 15.05.27.png

②アンケート
スクリーンショット 2022-02-21 11.09.43.png

ふたつの[可変長ファイル]ノードに[レコード結合]ノードと[テーブル]ノードを順番に接続します。このとき[レコード結合]に①ログデータ②アンケートの順で接続します。
スクリーンショット 2022-02-21 11.12.22.png

[レコード結合]ノードをダブルクリックして編集します。[レコード結合方法]を[キー](赤枠)、[結合キー]を[顧客番号]にします(青枠)。結合方式は内部結合を選択します(緑枠)。
スクリーンショット 2022-02-21 11.16.29.png

[テーブル]ノードを実行します。Webサイトの1499名の視聴者の行動データに対応するアンケート情報が結合しました。
スクリーンショット 2022-02-21 11.22.01.png

レコード結合の注意点

主テーブルの確定

最初に接続したテーブルを主としますが、入力タブから変更することも可能です。
スクリーンショット 2022-02-21 11.24.22.png

キーの表記の一致

例えば①のログデータのIDが[視聴ID]のように表記されていると、実態は同じフィールドでも結合できません。あらかじめフィルターで名称を一致させます。
スクリーンショット 2022-02-21 11.30.57.png

キーのデータ型の一致

表記も[顧客番号]で一致して桁数など見た目には同じでも片方が[整数]でもう一方が[文字列]として扱われていると結合できません。入力時点で以下のように強制的に一致するか[置換]ノードで変更しておきます。
スクリーンショット 2022-02-21 11.34.09.png

結合方式

次のように2つのテーブルを結合することができます。
スクリーンショット 2022-02-21 11.40.44.png
それぞれの結合方式のイメージは以下の通りです。
スクリーンショット 2022-02-21 11.39.22.png

4.Tips

条件付きレコード結合で売り手と買い手のマッチング

N対Nのテーブル結合の利点と注意

5.参考情報

利用データ

右クリックでリンク先を保存してください。

①Webログ

②アンケートデータ

ノードのヘルプ

SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)

SPSS Modeler ノードリファレンス目次

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