5-20 異常値検査ノード[モデル作成タブ]
1.ノードの目的
他のレコード(行)と比較して異常度をスコアリングします。設備の異常検知や不正検知を教師なし型で行う際に利用します。
2.解説動画(60秒)
3.クイックスタート
[異常値検査]ノードで異常なケースを特定します。
*サンプルデータ(CSV)は[5.参考情報]からダウンロードできます。
スマートメーターの計器番号レコードに、30分間隔の48区間の時間帯がフィールドに記録されています。
[データ型]ノードを設定します。[データ型]タブで以下のように設定します。
[異常値検査]ノードは1%の異常を特定する初期設定で実行します。
[異常値検査]を実行してナゲットが生成されたら[ソート]と[テーブル]を接続します。
[テーブル]を実行します。上から10レコードが異常=Tで判定されています。それぞれの最もスコアが高い3つの時間帯と値が表示されます。
4.Tips
異常値を捉えるための視覚化
複数系列グラフで異常レコードと同じグループのいくつかのレコードを比較すると理解が進みます。
手続きは以下の記事で解説しています。
5.参考情報
利用データ
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異常値検査ノードを扱った記事
SPSS異常検知書籍紹介
異常検知の自動化
ノードのヘルプ
SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)
SPSS Modeler ノードリファレンス目次