3-1 フィールド作成ノード[フィールド設定タブ]
1.ノードの目的
既存のフィールドを基にして新しいフィールドを作成します。例えば年齢から年代や成人フラグなどの新しいフィールドを派生させます。
2.解説動画(60秒)
3.クイックスタート
①年齢から運転歴を引き算して運転開始年齢を算出します。
*サンプルデータ(CSV)は[5.参考情報]からダウンロードできます。
② フィールド作成ノードの編集画面でフィールド名を[運転開始年齢]設定。右下の電卓ボタンを押します。
③右がわのフィールドリストから[年齢]と[運転歴]を↑ボタンで選び、四則演算のマイナスボタンで式を完成させます。
他の派生方法;[フラグ型]で年齢からシニアフラグ作成
60歳以上はシニアと判定するフラグを作成します。[派生:]を[フラグ型]にして真の条件を年齢>=60と記述します。
同様の処理をClem式のまま実行するには以下のように関数で記述します。
他の派生方法;[名義型]で年齢から年代を作成
年代フィールドを作成します。[派生:]を[名義型]にして各年代と式を記述します。
*この時カラのフィールド設定値を残すと動作しないので注意してください。
他の派生方法;[カウント型]で種類別の通し番号を作成
種類別に通し番号を振ります。[派生:]を[カウント型]にして初期値を1へ。
カウント条件は@OFFSET(種類,1) = 種類
リセット条件は@OFFSET(種類,1) /= 種類
@OFFSETはSPSS Modelerの便利な@関数の一つです。@OFFSET(種類,1)は種類フィールドの1レコード上を参照を意味します。種類が同じ状態ではカウントアップし、種類が切り替わるとリセットするように設定します。
4.Tips
通し番号を作成
関数@INDEXで先頭レコードから順番に通し番号を振ります。
複数フィールドを同時に作成
[モード]を[複数]にして [フィールドリスト]に商品AからDを選択。[フィールド名拡張子]に[_比率]と記入します。CLEM式の@FIELDはワイルドカードです。商品Aの比率には商品Aの実績を、商品Bの比率には商品Bの実績を入れ替えて計算します。
文字列の加工処理
日付や時間の加工処理
移動平均を作成
ID毎に累積値を計算
5.参考情報
フィールド作成を主題にしたSPSSヒモトクブログ
フィールド作成を主題にしたQiita記事
利用データ
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ノードのヘルプ
SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)
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