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SPSS Modelerノードリファレンス 3_1 フィールド作成

Last updated at Posted at 2022-02-16

3-1 フィールド作成ノード[フィールド設定タブ]

107_89フィールド作成.png

1.ノードの目的

既存のフィールドを基にして新しいフィールドを作成します。例えば年齢から年代や成人フラグなどの新しいフィールドを派生させます。

2.解説動画(60秒)

3.クイックスタート

①年齢から運転歴を引き算して運転開始年齢を算出します。
*サンプルデータ(CSV)は[5.参考情報]からダウンロードできます。
data.png

② フィールド作成ノードの編集画面でフィールド名を[運転開始年齢]設定。右下の電卓ボタンを押します。
変数名.png

③右がわのフィールドリストから[年齢]と[運転歴]を↑ボタンで選び、四則演算のマイナスボタンで式を完成させます。

式ビルダ.png

他の派生方法;[フラグ型]で年齢からシニアフラグ作成

60歳以上はシニアと判定するフラグを作成します。[派生:]を[フラグ型]にして真の条件を年齢>=60と記述します。

フラグ.png

スクリーンショット 2022-01-14 13.49.58.png

同様の処理をClem式のまま実行するには以下のように関数で記述します。
スクリーンショット 2022-01-14 14.05.06.png

他の派生方法;[名義型]で年齢から年代を作成

年代フィールドを作成します。[派生:]を[名義型]にして各年代と式を記述します。
*この時カラのフィールド設定値を残すと動作しないので注意してください。
スクリーンショット 2022-01-14 13.47.56.png
スクリーンショット 2022-01-14 13.56.59.png

他の派生方法;[カウント型]で種類別の通し番号を作成

スクリーンショット 2022-01-14 14.29.46.png

種類別に通し番号を振ります。[派生:]を[カウント型]にして初期値を1へ。
カウント条件は@￰OFFSET(種類,1) = 種類
リセット条件は@￰OFFSET(種類,1) /= 種類

@￰OFFSETはSPSS Modelerの便利な@関数の一つです。@￰OFFSET(種類,1)は種類フィールドの1レコード上を参照を意味します。種類が同じ状態ではカウントアップし、種類が切り替わるとリセットするように設定します。

スクリーンショット 2022-01-14 14.29.28.png

4.Tips

通し番号を作成

関数@￰INDEXで先頭レコードから順番に通し番号を振ります。

スクリーンショット 2022-01-14 14.42.59.png

複数フィールドを同時に作成

以下の商品毎の実績を比率に変更します。
スクリーンショット 2022-01-24 10.37.56.png

[モード]を[複数]にして [フィールドリスト]に商品AからDを選択。[フィールド名拡張子]に[_比率]と記入します。CLEM式の@￰FIELDはワイルドカードです。商品Aの比率には商品Aの実績を、商品Bの比率には商品Bの実績を入れ替えて計算します。
スクリーンショット 2022-01-24 10.31.12.png

比率を示す4つのフィールドが出来上がりました。
スクリーンショット 2022-01-24 10.36.26.png

文字列の加工処理

日付や時間の加工処理

移動平均を作成

ID毎に累積値を計算

5.参考情報

フィールド作成を主題にしたSPSSヒモトクブログ

フィールド作成を主題にしたQiita記事

利用データ

右クリックでリンク先を保存してください。

ノードのヘルプ

SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)

SPSS Modeler ノードリファレンス目次

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