度数分布表を作成する(集計表)
1.想定される利用目的
・データ理解のためのレコード度数分布確認
・固定帳票の作成
2.サンプルストリームのダウンロード
3.サンプルストリームの説明
単純なレコードカウント

b.[レコード集計]ノードを編集します。キーを[血液型]にして集計項目はブランクのままにします。[フィールドに度数を含める]にチェックして[度数]と入力します。
c.[ソート]ノードを編集します。[度数]で降順ソートします。
固定帳票作成のための処理
d.[レコード集計]ノードを以下のように編集します。[キーフィールド]も[集計フィールド]もブランクで全てのレコードの度数合計を求めます。
e.[レコード結合]ノードでbまでの集計表とdの値を結合します。 結合方式は[キー]を選択しますが[キー]をブランクに内部結合します。
f.[フィールド作成]ノードを編集します。以下の式で比率フィールド(列)を作成します。
g.[フィルター]ノードを編集します。合計値を便宜上[度数]フィールドに含めるためのリネームです。
h.[レコード追加]ノードを編集します。合計の1レコードが最も下に追加されるように、ノードの接続の順番に注意します。
[プレビュー]します。レコードの粒度が等しい分析用のテーブルとしては不自然ですが5レコード目を作成しました。
i.[フィルター]ノードを編集します。固定帳票に不要な列を削除します。
j.[置換]ノードを編集します。比率の合計を関数@SUMで計算します。
k.[置換]ノードを編集します。血液型の欠損セルに合計の文字列を強制的に埋め込みます。
注意事項
①から②への表の加工は1度きりでしたらExcelの方が早く出来上がります。ですが定時バッチなどで作表しそのまま固定帳票として利用する際には②の方法が効率的です。
4.参考情報
ID毎に各列に含まれる種類数をカウントする
固定帳票のための行合計と列合計を作成する
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