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時系列の数が無効です(時系列モデル)(SPSS Modeler データ加工逆引き12-10)

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時系列の数が無効です(時系列モデル)

スクリーンショット 2025-05-07 11.56.10.png

*本来、時系列予測は一定のレコード数(季節性がある場合3サイクル)が必要です。レコード数はある程度確保していても生じるエラーを対象にしています。

1.想定される利用目的

・時系列モデル作成時にエラーが起きる

*時系列データの時間間隔がまちまちの状態で無理にモデリングした場合に生じるエラーのハンドリング

2.サンプルストリームのダウンロード

3.サンプルストリームの説明

スクリーンショット 2025-05-07 15.02.21.png

a1.入力するデータの1つ目です。データの記録時間がまちまちです。

スクリーンショット 2025-04-16 12.09.26.png

a2.入力するデータの2つ目です。aの記録開始時間から、本来観測するべき粒度(ここでは分)のデータを生成しています。
スクリーンショット 2025-04-16 12.09.53.png

エラーの現象を確認する

b.[時系列モデル]ノードを実行します。

スクリーンショット 2025-05-07 15.53.59.png

欠損したデータを線形に補間する

上記の記事に沿って進めると欠損値が補間されます。

スクリーンショット 2025-05-07 15.55.30.png

c.[条件抽出]ノードを編集します。将来値を予測するにあたり、実績が含まれていないデータを除外します。

スクリーンショット 2025-05-07 15.55.52.png

d.[データ型]ノードを編集します。

スクリーンショット 2025-05-07 15.56.33.png

e.[時系列]ノードを編集します。

スクリーンショット 2025-05-07 15.53.40.png

[実行]します。fが生成されます。

f.[時系列モデル]ナゲットを配置します。

g.[時系列グラフ]を実行します。4月10日の9時までが実績があるため上のグラフはそこまで、下のグラフはそれ以降も予測値を描画しています。

スクリーンショット 2025-05-07 15.58.01.png

注意点

時間間隔をモデルの編集で揃えて調整することもできますし、モデル内部で線形補間することも可能ですが今回は学習に必要な実績が極端に少ないためデータ加工による補間をしています。

4.参考情報

時系列の欠損値を線形補間する

SPSS Modeler ノードリファレンス目次

SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)

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