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SPSS Modeler ノードリファレンス 5-1 線型回帰

Last updated at Posted at 2022-02-16

1-1 線型回帰ノード[モデル作成タブ]

107_89線型.png

1.ノードの目的

線型回帰モデルを作成します。予測対象も入力変数も共に数値フィールドである必要があります。

2.解説動画(60秒)

3.クイックスタート

[馬力]を[エンジン(の体積)]で推測する単回帰モデルを作ります。
*サンプルデータ(CSV)は[5.参考情報]からダウンロードできます。
スクリーンショット 2022-01-18 10.52.32.png

入力ノード編集画面の[データ型]タブで以下のように設定します。[値の読み込み]ボタンをおしてから[馬力]を[対象]、[エンジン]を[入力]にします。
スクリーンショット 2022-01-18 10.55.10.png

[線型回帰]を入力ノードに接続して赤枠のボタンから実行します。
スクリーンショット 2022-01-18 10.57.12.png

モデルナゲット(ダイヤのアイコン)が生成されたらダブルクリックで編集します。
スクリーンショット 2022-01-18 10.56.16.png

[要約]タブに回帰式が出力されています。回帰式は 馬力=41.34(切片)+エンジン*0.3212です。
スクリーンショット 2022-01-18 10.58.22.png

[詳細]タブに回帰式のモデル詳細が出力されています。
スクリーンショット 2022-01-18 10.58.41.png
スクリーンショット 2022-01-18 11.00.07.png

説明変数を加えて重回帰モデルにする場合は先の入力ノードの[データ型]タブを変更するか[線型回帰]ノードの[フィールド]タブで設定します。

スクリーンショット 2022-01-18 11.01.50.png

SPSS Modelerで回帰モデルを作る場合のヒント

入力変数が離散量の場合ダミー変数(フラグ生成ノード)を作るか[1次]ノード(ノードリファレンス5-2)を利用します。

[線型回帰]には多重共線性指標と残差の自己相関指標(Durbin-Watsonの検定)があり、[1次]にのみステップワイズにAICC/R2乗/ASEなどの指標、外れ値の除去を含むデータ準備機能が備わっています。

4.Tips

多重共線性の診断

スクリーンショット 2022-01-18 11.12.07.png

スクリーンショット 2022-01-18 11.12.28.png

5.参考情報

利用データ

右クリックでリンク先を保存してください。

ノードのヘルプ

SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)

SPSS Modeler ノードリファレンス目次

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