1-1 線型回帰ノード[モデル作成タブ]
1.ノードの目的
線型回帰モデルを作成します。予測対象も入力変数も共に数値フィールドである必要があります。
2.解説動画(60秒)
3.クイックスタート
[馬力]を[エンジン(の体積)]で推測する単回帰モデルを作ります。
*サンプルデータ(CSV)は[5.参考情報]からダウンロードできます。
入力ノード編集画面の[データ型]タブで以下のように設定します。[値の読み込み]ボタンをおしてから[馬力]を[対象]、[エンジン]を[入力]にします。
[線型回帰]を入力ノードに接続して赤枠のボタンから実行します。
モデルナゲット(ダイヤのアイコン)が生成されたらダブルクリックで編集します。
[要約]タブに回帰式が出力されています。回帰式は 馬力=41.34(切片)+エンジン*0.3212です。
説明変数を加えて重回帰モデルにする場合は先の入力ノードの[データ型]タブを変更するか[線型回帰]ノードの[フィールド]タブで設定します。
SPSS Modelerで回帰モデルを作る場合のヒント
入力変数が離散量の場合ダミー変数(フラグ生成ノード)を作るか[1次]ノード(ノードリファレンス5-2)を利用します。
[線型回帰]には多重共線性指標と残差の自己相関指標(Durbin-Watsonの検定)があり、[1次]にのみステップワイズにAICC/R2乗/ASEなどの指標、外れ値の除去を含むデータ準備機能が備わっています。
4.Tips
多重共線性の診断
5.参考情報
利用データ
右クリックでリンク先を保存してください。
ノードのヘルプ
SPSS Modeler 逆引きストリーム集(データ加工)
SPSS Modeler ノードリファレンス目次