4-1 ヒストグラムノード[グラフ作成タブ]
1.ノードの目的
ヒストグラムを作成します。ヒストグラムは数値データの分布を確認するグラフです。
2.解説動画（60秒）
3.クイックスタート
[年齢]をヒストグラムで表示します。
＊サンプルデータ（CSV）は[5.参考情報]からダウンロードできます。
ヒストグラムをデータノードにリンクして編集します。
フィールドに[年齢]を選択して[OK]ボタンで完了です。
ヒストグラムができました。
4.Tips
ヒストグラムのオプション
色とパネルのオーバーレイ
[色]に[性別]を、[パネル]に[下取り]を選択します。
色と正規化
[色]に[性別]を選択し[パネル]はブランクにします。
[オプション]タブで[色で正規化]にチェックを入れます。
ヒストグラムが正規化され、年齢のどこに女性が多いかを表現できました。
[各色ごとに個別のバンド]にもチェックを入れます。
先の積み上げを分割させました。
ビンの設定
[オプション]タブでビンの数や幅を変更できます。より分布の特徴をわかりやすくする際に利用します。
ヒストグラムを使ったデータ加工の自動生成
条件抽出ノードの自動生成
フィールド作成ノードの自動生成
①のボタンを押して②に分割数をセットし[分割]ボタンを押します。
3つに分割の場合2つの分割線③が表示され、最小値から最大値を均等に3分割（バンド）します。分岐線③はマウスで自由に移動できます。
[生成]メニューから[バンドのフィールド作成ノード]を選択します。
年齢を3つのバンドに区分するフィールド作成ノードが自動生成されました。
設定値はバンド1をヤング層などに変更し。値もキリよく丸めると使いやすくなります。
新グラフ機能でヒストグラム(Ver18.2以降)
右クリックで[データの表示]で新グラフ機能を呼び出します。
ヒストグラムを選び、[X軸]を[年齢]に[分割]を[性別]にして[積み上げ]で表現した例です。
5.参考情報
利用データ
右クリックでリンク先を保存してください。
SPSS ModelerのヒストグラムノードをPythonで書き換える
ノードのヘルプ
SPSS Modeler 逆引きストリーム集（データ加工）
SPSS Modeler ノードリファレンス目次