JAWS DAYS 2019 で登壇してきました
ずっと公開するの忘れてましたが、JAWS DAYS 2019 で登壇してきましたので、その時の記事になります・・・
あれから時間も立っているので、発表した内容にちょっとした補足もつけたいと思います。
登壇内容
- [Security] 1日でSSHをやめることができた話 ~AWS Systems Manager Session Manager 導入と運用Tips~
- [BigData] 数十億レコードのRDS MySQL5.6を1週間程でAurora MySQL5.7へ移行した時の話
背景
今までこういったコミュニテイーでの登壇経験はなかったのですが、AWS に触れてきて現状の自分の伝えたいことを伝えることはできるのかなー?と思い、本当になんとなく応募してみたら採用されました。
登壇に向けて
そもそも自分の性格として、人前で話すこと自体があまり得意ではありません。なので結構準備は入念に行いました。
- 発表資料
- 初めは自分の思うままに作成しました
- 会社の人たちを捕まえてレビューをしてもらいました
- できる限りシンプルになるように心がけました
- 発表
- とにかく時間をはかりまくりました
- 早口にならないように気をつけました
- 間をめちゃくちゃ考えました
- 恥ずかしがらないような態度を心がけました
今まで経験したことがないことなので、資料作成や練習もはじめは照れながらやってしまっていたのですが、とてもみっともないことだと自覚して、ダメでもともとだと思いながら思い切って練習をしました。(この時の思い切りが自分にとってはとてもよかったです)
あと、ドキュメントの書き方やパブリックスピーキングの書籍なども何冊か読みましたが、要点だけは参考になりました。
例えば、
- ドキュメント
- 伝えたい内容により構成を変える
- 技術的なものは時系列が合うことが多い
- パブリックスピーキング
- 緊張はするものなので、緊張している状況をそのようにコントロールすることが重要
など、極々当たり前のような事柄ですが、改めて言葉として理解することである程度の支えになったと思います。
登壇
登壇自体はあまり緊張もせず、それとなくできたのかな?と思っています。登壇ステージと参加者の方々の座る場所に段差があり、目線が同じではなかったり、ある程度最前列と距離があったりしたからかもしれません。
自分としてはそれよりも登壇前の方が緊張しました。知り合いが一人もいなかったり、自分以外の人は結構仲良く見えたり、精神的にちょっとビビってたのもあってきつかったですw
イベント全体としてはとても賑やかで、お祭りみたいな感じでした。長時間滞在する場合は知り合いがいた方がより楽しめると思いました。
あとお昼ご飯もらうの人数多すぎてめっちゃ大変。
登壇してみて
登壇してよかったと心から思えます。色々自身に繋がる部分もありますし、色々な方々と出会えることが何より素晴らしいと思います。
ただ、コストはかかると思うので絶対に登壇した方がいいとかではなく、自身の状況と相談しながらベターな状態で参加できるのが一番いいのかなと思います。(自分は人前でのアウトプットがかなり苦手なのでそれなりのコストがかかりました)
自信がないから応募もしないとかは非常に勿体無いので、何か伝えたいことがある場合応募してみるのもいいと思います。
発表内容への補足
https://jawsdays2019.jaws-ug.jp/session/1311/ についてちょっと補足です。
KMS を利用した暗号化ができるようになりました
暗号化万歳!
セッションマネージャーが SSH と SCP のトンネリングサポートを開始
なんとこちらを利用すれば、パブリックなインスタンスがなくても RDS にアクセスできるようになります!
host i-*
ProxyCommand sh -c "aws ssm start-session --target %h --document-name AWS-StartSSHSession --parameters 'portNumber=%p'"
こんな感じで SSH するときに ProxyCommand で SessionManager を利用することにより、プライベートなインスタンスでトンネリングして RDS に接続できます。これでパブリックなインスタンスは世の中から無くなりますね!(極論)
最後に
今更な記事になってしまいましたが、とてもいい思い出と経験なので記事としてあげさせていただきました。
本当に登壇してよかった。