新しいPCにXilinx FPGA開発環境を入れる場合,Vivadoを導入するケースが多いと思う.
しかし過去資産のbuild script fileを使用する際など、ISE labtool中(iMPACT, ChipScopeなど)のツールを用いて記述されている場合がある.
当初はISE14.7を入れることを検討したが,install packageが大きく時間がかかりそうだなと横着していたところ,どうやらlab toolのstandalone installerが存在しているようだ.
AR# 12858 iMPACT: ライセンスなしでスタンドアロンの iMPACT または ChipScope をラボで実行する方法
stand alone版はinstall packageが1,2GB程度しかなく,数分で上記URLの案内に従いinstallが終わった.
Testの意味で,iMPACT.exeをGUIから起動したところ何やら怒られて起動できなかった.
installした14.7のlabtoolはすでにサポートを終了していたので,OS(win10)が原因かと思い至り以下の記事を発見.
AR# 62380
ISE インストール - Windows 8.1 または Windows 10 マシンに ISE 10.1 または 14.7 をインストールして実行する方法
このページの中段のISE 14.7 64 ビット - SmartHeap をオフにするに解決法が記載されていた.
上記Page手順に従い,SmartHeap機能を無効にしたところ無事iMPACTの起動を確認できた.