概要
Windowsのコンソール画面はご存知の通り白黒なので視認性が低く、
コマンドが複雑になればなるほど読みづらくなります。
簡単にコンソールの色変更をする方法はないかと探した結果、ColorTool
と呼ばれるMicrosoft社が提供するツールを発見。
私が参考にさせていただいた記事はリンク等が少し古くなっており、微妙にハマってしまったため備忘録として記事にします。
この記事で得られること
- Windows上のコンソール画面(コマンドプロンプト、WSL)を任意のカラーに変更できる
- 視認性があがるので作業効率もUP!(するかも)
環境やツールのバージョン
- Microsoft Windows [Version 10.0.17134.885]
- WSL Ubuntu 18.04.1 LTS (Bionic Beaver)
- colortool v1.0.1904.29002
Color Toolの準備
Githubリポジトリ:Microsoft/ColorToolのREADMEの「Installing」内のリンク先に最新版のColorToolがあります。
あとは以下のように進めればOKです。
-
ColorTool.zip
をダウンロード -
ColorTool.zip
を解凍し、cmd.exe
(コマンドプロンプト)を開く - コンソール画面上で、解凍した
ColorTool
フォルダへ移動 ※
※エクスプローラーのアドレスバーにcmd
と入力すれば、
カレントディレクトリのコンソール画面が起動されます。
Color Toolの使い方
用意されているカラーテーマを確認
colortool.exe -s
画面内の、拡張子.itermcolors
がカラーテーマのファイルです。
- deuteranopia
- OneHalfDark
- OneHalfLight
- solarized_dark
- solarized_light
任意のカラーテーマを適用
-b
オプションで、カラーテーマのファイル名を指定し実行すればOK!
コマンド実行後すぐにカラーテーマが適用されます。
この-b
オプションは、現在起動中のコンソールとデフォルトの両方にカラーテーマを適用してくれるものです。
Colortool.exe -b カラーテーマ名.itermcolors
Colortool.exe -b OneHalfDark.itermcolors
カラーテーマごとの適用後イメージは、こちらの記事をご参照ください。
参考:コンソールにカラーテーマを!WSLも見やすくなる!
おまけ:私がハマったポイント
カラーテーマを適用する際に、拡張子をつけずに実行したところエラーに。