AZ-104の勉強方法とか
ネットを眺めても有効と言い切れる勉強方法が見当たらず、色々教材を買ってみたりしてかなり苦戦したが、とりあえず合格できたので書き残しておきます。
経験等
実務経験なし。AZ-900は4月に取得。
最初に
教材によっては最新の項目が欠けていることがあるので、学習ガイドで試験範囲を適宜確認すること。
また、教材にはほとんど入っていないが、サーバー・仮想化・ネットワーク辺りの基本は理解しておいたほうがいいと思う。
教材選び
Microsoft認定資格試験テキスト AZ-104:Microsoft Azure Administrator
日本語の参考書は3冊出ているが、これが2024年6月出版で他は2021年と2022年のため、内容の良し悪しを考えるまでもなくこれ一択のため購入。分厚いが画面のスクショ多数でイメージしやすい。
模擬問題(50問)も本番で似たような問題が5,6問は出た。内容も一番試験に直結していた印象。
受講生30万講師のAZ-104: Microsoft Azure Administrator模擬試験問題集(400問)
問題集はこれしかないのでこれを使うしかない。セール時に1,500円で購入。
最初はあまりの分からなさに1回80分かかった。基本的に番号が大きい方を重点的にやったほうがいいはずだが、そのまま出ないというだけで全問題の知識は必要だと思われる。
なお4,5辺りから本番で似たような問題が7,8問は出た。
ただし100%にしたところでそのまま出るわけではないのでIPAのように覚えてもあまり意味がない。
【AZ-104合格講座】動画での解説とポイントを通じ、AZ-104合格に必要な知識を効率的に身につけよう
セール時に1,500円で購入。
問題ベースで内容を解説してくれるが、本番での問題の聞かれ方にあまり対応していないのと、そもそも問題集の解説で十分なところがあり、あまり有効ではなかった印象。
【世界で20万人が受講】AZ-104: Microsoft Azure Administrator 試験対策講座
セール時に1,800円で購入。
試験範囲を広く解説してくれているように思えるが、本番で苦戦しがちな項目についての解説が不足している感じ。これもあまり有効ではなかった印象。
胡田(えびすだ)のコンピューター系チャンネル
AZ-104試験対策動画があり、1と2は無料で見られ、3から6は会員限定。
Azureの実際の画面に沿って解説してくれるため圧倒的にわかりやすい。ただし試験範囲の半分くらいしか動画がない(AZ-104対策と書いていなくても試験範囲に関する動画があるのでそれも含めると7割くらい)ため、そこは他で補う必要があるが、それでも(月290円であることも含め)Udemyの講座よりオススメ。
【重要】MSLearn
最重要。とはいえ重要なのはトレーニングでも練習評価でもなくドキュメント。
理由としては『試験中にMSLearnのドキュメントが見られるから』という点に尽きる。
これが一発合格できた最大の理由であり、細かい機能について詳細を暗記していなくても検索すれば概ねなんとかなるが、どういう記述形式になっているかは確認しておこう。
テストセンター選び
家からテストセンターが近いので逆に面倒そうな自宅受験を避けているため、その場合のUIを知らないのだが、MSLearnを見ることを考えるとなるべく快適に動作するPCのテストセンターを選びたい。
池袋と新宿と高田馬場はintel第9世代だったと記憶しているが秋葉原はwindows7のシールが貼ってあったので怪しい。
試験形式
地味にケーススタディと選択問題でセクションが分かれていて一度進むと戻れないことに注意。
左のアイコンのMSLearnを選択すると検索画面が出てきてMSLearnを検索できる。
画面は問題とMSLearnで左右に二分割されるが、全画面にすることも可能。
時間は案外余裕があるのである程度自信があっても確認のためにも一応検索してみた方がいいが、なるべく1問2分のペースを守ること。2分で分からなければそれっぽいのを選択して見直しチェックして次に行くこと。
結果
学習期間は概ね2週間で、試験当日でも理解できているか怪しくあまりにも自信がなかったが合格。MSLearnが見られるならなんとかなる気がしたので申し込んだのが正解だった。