はじめに

エンジニアとして効率的にコードを書くことは、開発スピードや品質を向上させるために非常に重要だと思っています。私はエンジニア初心者のため、コードエディタは初めて触りますが、CursorのAI機能はまさに初心者のためにあるようなもので。とても感動しました！
　この記事では、人気のあるコードエディタであるVS Codeと、AIを用いて簡単にコードを書くことができるCursorを比較し、特にAIによる質問機能について詳しく説明します。

VS Codeとは

Visual Studio Code（VS Code）は、Microsoftが開発した無料のソースコードエディタです。以下の特徴があります：

拡張機能：膨大な数の拡張機能が提供されており、言語サポートやデバッグツールを簡単に追加できます。
統合ターミナル：エディタ内でターミナルを開くことができ、コマンドライン作業を効率化します。
Git統合：Gitリポジトリとの統合が強力で、バージョン管理が容易に行えます。
https://www.cursor.com/

Cursorとは

Cursorは、AIを用いた次世代のコードエディタです。以下の特徴があります：

AIアシスタント：AIがコーディングをサポートし、コードの補完やバグの検出、改善提案を行います。
質問機能：コードに関する質問をAIに直接行うことができ、即座に回答が得られます。
自動化機能：繰り返し作業の自動化や、コードの生成をAIが行うことで、開発効率が大幅に向上します。

VS CodeとCursorの比較

1. コーディング支援

VS Code：多くの拡張機能が利用可能で、言語ごとの補完機能やLintツールを追加できます。しかし、設定やカスタマイズには時間がかかることがあります。
Cursor：AIがリアルタイムでコーディングを支援し、補完やエラーチェック、リファクタリングを自動で行います。設定不要で即座に利用できる点が魅力です。ただし、無料版は回数が決まっているのでご注意を！！

2. 質問機能

VS Code：特定の拡張機能を利用することで質問機能を追加できますが、基本的にはオンラインリソースやコミュニティに頼る必要があります。
Cursor：エディタ内でAIに直接質問ができ、コードに関する具体的なアドバイスや解決策を即座に提供します。例えば、「このエラーの原因は何か？」や「この関数の最適な書き方は？」といった質問に対して、適切な回答が得られます。

3. 開発効率

VS Code：拡張機能のカスタマイズにより、開発環境を自分好みに最適化できます。しかし、その分セットアップに時間がかかることがあります。
Cursor：AIが自動で環境設定や最適化を行うため、すぐに開発を開始できます。特に初心者や忙しい開発者にとって大きなメリットです。さらに、拡張機能もVS Codeと遜色ないためVS Codeを使い慣れた人でも容易に使い始めることができます。

具体例：AIによる質問機能の活用

ここでは、CursorのAI質問機能を用いた具体的な例を示します。

エラーメッセージの解決

def divide(a, b):
    return a / b

result = divide(5, 0)

このコードを実行すると、ZeroDivisionErrorが発生します。Cursorでは、このエラーに対して以下のように質問できます：

このコードで発生するエラーを修正する方法は？

AIの回答：

ゼロによる除算が原因でエラーが発生しています。引数`b`が0でないことを確認するチェックを追加してください。

修正後のコード：
```python
def divide(a, b):
    if b == 0:
        return "Error: Division by zero"
    return a / b

result = divide(5, 0)

最適化の提案

例えば、リストの要素を2倍にする関数があるとします。

def double_elements(elements):
    return [e * 2 for e in elements]

このコードに対して、「この関数をさらに効率的にする方法は？」と質問すると、Cursorは以下のように提案してくれます：

ループを効率化するために、リスト内包表記の代わりにNumPyを使用することを検討してください。

修正後のコード：
```python
import numpy as np

def double_elements(elements):
    return np.array(elements) * 2

コードを指示だけで作

さらに、cursorでは簡単な命令文で大まかなコードを自動で書いてくれたりファイルを作成してくれます。

この機能がとっても便利です！一番のおすすめポイントと言っても過言ではないです。

結論

VS CodeとCursorは、それぞれ異なる特徴を持つ強力なコードエディタです。VS Codeは拡張機能の豊富さとカスタマイズ性が魅力ですが、CursorはAIを用いたコーディング支援と質問機能により、特に効率的な開発をサポートします。どちらのエディタを選ぶかは、開発スタイルやニーズに応じて検討することをお勧めします。

おわりに

この記事が、VS CodeとCursorの違いを理解し、どちらのツールが自分に適しているかを判断する助けになれば幸いです。私はエンジニア初心者としてCursorのAI機能に感動しましたが、今後もAIを活用した開発ツールは進化し続けるでしょう。常に最新の情報をキャッチアップし、最適なツールを選び続けることが、エンジニアとしての成長につながります。

この記事に関するご質問やフィードバックがありましたら、ぜひコメント欄でお知らせください。また、次回の記事では、Cursorの高度な機能やカスタマイズについてさらに詳しく探求していきます。お楽しみに！