背景
UbuntuにVSCodeをインストールすると、ディレクトリを開くデフォルトアプリケーションとして登録され、スマホをUSBでMTP接続したときにアプリケーションランチャーに出てくるアイコンをクリックするとVSCodeが起動してしまう。
その他のアプリケーションでもフォルダを開くボタンをクリックしたときにVSCodeが起動してしまって開けない、ということも発生した。
Nautilusでは普通のファイルは右クリックから「開き方」でデフォルトアプリケーションを選択できるのだが、ディレクトリについてはこの「開き方」タブがないため、Nautilusでは設定ができなかったので、別の解決方法を試した。
解決方法
アプリケーションがどのMIMEタイプに対応しているのかは、.desktopファイルで管理されている。
VSCodeの.desktopファイルを好きなエディタで開く。
cd /usr/share/applications
sudo nano code.desktop
MimeType=
となっている部分にinode/directory
という記述があるので、これを削除して保存する。
/usr/share/applications/code.desktop
#MimeType=text/plain;inode/directory;application/x-code-workspace;
MimeType=text/plain;application/x-code-workspace;
最後に.desktopファイルの変更をデータベースに反映すればOK。
sudo update-desktop-database