1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

ngrokを利用して開発環境をグローバルに公開する

Posted at

https://www.328.moe/post/ngrok/ のコピーです。

1年前くらいから利用してたんですが、最近また調べてたので
メモ書きとして残す。

ngrokはNATやFW以下にあるローカル環境を、
インターネット越しアクセスが可能にできるサービスです。

開発環境で作成したWebアプリケーションを、
ちょっとだけインターネット越しに誰かに見せたい時とか、
APIの検証でどうしてもグローバルに出さないといけない場合
(例えばTwilioでローカル環境のTwimlを読ませたい時とか)があって
ちょっと見せたいだけなのに、
AWSにインスタンス立て公開するのも少し面倒なので
どうやろうか悩んでいた時にngrokを見つけました。

ngrokはbrewで入れたりできるので導入はすごく簡単です。
v1のときは無料でsubdomainを固定化できたんですが、
v2から有料オプションになっちゃったようで少し残念です。

あとは、扱えるセッション数が限られているので、
2人で同時アクセスしたりすると片方弾かれたりします。
それだけ聞くと不便な感じもしますが、
特定の人にちょっとだけ閲覧できるURLを作成して公開する分にはとても便利です。

インストール方法とか、扱い方とかはいろんなサイトで紹介されてるし
公式サイトのDocsにも載ってるので割愛しますが、
ngrokコマンド実行時にregionの指定だけやっておいたほうがいいです。
それか、~/.ngrok2/ngrok.yml に記述しておく。

$ ngrok http 2280 --region=ap

ドキュメントにも書いてあるんだけど、デフォルトはusになっています。
なので、全ての通信がus経由になってしまうため
ngrokから発行されたURLからアクセスするともっさり感すごいです。

ちなみに今は、us, eu, ap, auの4リージョン選べるようです。

あとは、企業ネットワークから使う場合は
ちゃんとセキュリティポリシーの確認をしましょう。
あとでセキュリティチームに怒られる可能性もあります。

あとは、開発環境のデバッガーをうっかり
上げたまま公開するのも注意が必要です。
過去にCakePHPでDebugKitを有効にしたまま公開しちゃって
環境変数に埋め込んだキーを取っ替える作業が
発生したりしたこともあったので気をつけたいところです。

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?