<理論>
あまりにもポイントが多すぎるので割愛。
というか全て大事。
<電力>
パーセントインピーダンス
最は分かりやすく変圧器を例にする。
定格容量Sn/定格電圧Enが規定されているということは定格電流Inを定義できる(定格電流=定格容量/定格電圧)
⇒ なら、定格インピーダンスを定義できるのでは?
⇒ 定格インピーダンス「Zn=In/En」
ただ、実際の配線インピーダンスzは決まった数値がある。実際のインピーダンスと定格インピーダンスの比をパーセントインピーダンスとする(%Z=z/Zn)
短絡電流とパーセントインピーダンス
短絡電流ISは電路のインピーダンスzだけになったときの電流と言える。
代表として定格時の数値を使うので、「Is=En/z」となる。
zをパーセントインピーダンスに変換すると、
「Is=En/{%Z/Zn}」→「Is=En/{%Z×En/In}」→「Is=In/%Z」→→→「%Z=In/Is」
覚えることは
①定格電流のように定格インピーダンスを定義する。
②パーセントインピーダンスとは実際のインピーダンスと定格インピーダンスの比。
<機械>
短絡比、同期インピーダンス
短絡比を一回忘れて、同期インピーダンスを発電機のインピーダンス(変圧器のパーセントインピーダンス)と捉えることで整理できる。
ポイントは
①同期発電機のインピーダンスが低い ⇒ 電圧降下が少なくなり、発電機として安定した電圧を供給できる。
②同期機発電機のインピーダンスは基本的に巻線のL成分。
同期機インピーダンスが高い ⇒ 巻き線が多い(銅線が増えるので、銅が多くなる=銅機械)
あとはこれを
・鉄機械は銅機械の逆の特性を持つ
・短絡比はパーセント化した同期インピーダンスの逆数
ということで読み変えていく。
※短絡比でなく同期インピーダンスが本質なのに注意。
※電気回路の特性として理解することが重要。短絡比ベースだと丸暗記のような理解の仕方になる。
<法規>
電力が大きく関係しているので、電力の内容を中心に理解すると論説、計算問題の意味が分かり覚える効率は上がる。
地絡に関するイメージを掴む
大地に電流が流れることをしっかり理解すれば、地絡電流系の問題は理解できる。
法令の暗記は過去問を繰り返し、パターン認識する
覚えるのは大変。しかも、法令にはなぜそうなるかの理由がない(法令にそう書いてあるから、以上の答えはない)
どの人にもあるパターン認識能力を活用する他ない。
同じ問題は少ない時間で反復し、焼き付けるイメージがいい。