1.受験経緯
- 学生時代は電気工学を専攻していたので気になる資格だった
- 30を過ぎて、会社内だけでなく一般に繋がったなにかが欲しかった
- 自分は組込みプログラマだがハードウェア系にもフィールドを拡げたい
- 最近半年に1回の試験開催になったらしいので挑戦する
2.予備知識
- 理論
- 三相以外は学生時代に電気回路があったので概ね大丈夫なはず
- 電力
- 1単位授業があったが内容を全く思い出せない
- 機械
- モーターなどは全く分からない。業務上、制御やパワエレに関しては馴染みあり
- 法規
- 全く分からない
3.1回目(作戦)
・4科目合わせるとすごい量なので、おそらくモチベーション維持が大事
↓
・最悪のシナリオは最初の受験で“0科目合格”になること。絶対にモチベ維持できない。
↓
・4科目同時受験はやめるが、何科目に絞る? 毎回科目ごとに難易度のバラつきがあるらしく、1つに絞ったとき、その科目が高難易度になるとヤバい。
↓
・2科目づつ挑む。(余裕が出れば3科目もあり?)
↓
・まずは馴染みのある「理論」と、比較的簡単とされる「電力」にする。
↓
・あと、1科目でも落ちたときのことを考える。公式だけ覚えるような勉強方法だと次につながらない。本質的な理解をする勉強方法を意識したい。
4.1回目(勉強)
- 参考書
- (1)過去15年の過去問集(電気書院) 理論、電力両方購入。実戦問題形式に慣れるため
- (2)これだけ電力(電気書院) 電力は素人なのでyoutubeでレビューを見て決定(理論は不要と判断)
- ※合格後記 図など分かり辛い印象。しっかり理解したい自分には合わなかった。過去問と合わせて合格に連れて行く力はあるといえるが
- スケジュール
- (2023/1) 受験決意。ただ、2023/3の受験は申し込み期間過ぎており、2023/8受験を目標
- (~2023/3) 『理論』過去問1通り、『電力』参考書の発電所、%インピーダンスまで(単元ごとに過去問も)
- (~2023/6) 他のことで心が折れて手付かず
- (~2023/8) 『理論』高難易度問題を飛ばしてもう1周過去問、『電力』残り単元と過去問もう1周
- (2023/8) 受験
- 工夫
- (1) 電力は発電所に馴染みが無かったので、youtubeで映像をみたり、地元近辺のダムと方式をネット検索してみた。これだけでも結構頭に残った
- (2) 前半は図書館で土日にしか勉強してなかったが、後半は勉強スペースを借りて毎日90~120分勉強するようにした。図書館はテスト時期になると学生が多く、席が埋まっていたりうるさかったりするのもあった
- (3) 勉強スペースには行くクセが大事と考え、勉強が手に付かないと分かっていても行くようにした(ソファで寝て帰る日もあった)
5.1回目(試験、結果)
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試験
‐ 理論 めっちゃ簡単だった。三相交流がスター型の抵抗のみというサービスっぷり。勉強しなくてよかったかも
‐ 電力 しっかりやった送配電の計算が出たので、手ごたえ自体はあり -
結果
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両方合格。実はネットで評判のよい解答速報(カフェジカ)を見て、その日のうちに合格が分かったので結果前に次の参考書を購入した
6.2回目(作戦)
・残る機械、法規の両方に挑戦する
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・仮に落ちても頭に残るように、しっかり理解することを心掛ける
↓
・機械の参考書をパラ読するとボリュームが電力の2倍くらいに思えた。9月から手を付けることにした。
6.2回目(勉強)
- 参考書
- (1)過去15年の過去問集(電気書院) 前回役にたったので。
- (2)完全マスター電験3種受験テキスト 機械(オーム社) 電力で使った「これだけシリーズ」は図や解説が貧弱なので、モーターのある機械に関しては不足と判断。ボリュームは多いが解説がしっかりしたものを評判を見て採用
- (3)完全マスター電験3種受験テキスト 法規(オーム社) 機械を終えた段階で非常に好印象だったので購入したが、法規おいてはムダな情報でポイントを見失うだけという印象。結局自分でまとめながらになっている
合格後記
法規は参考書不要。結局法令なので、参考書も「法令にそう書いてあるので」以上のことを解説できず、全然補助になっていない。
B問題については参考になるかも知れないが、そこまで多くないのでネット上の情報だけでもいいと思う
- スケジュール
- (2023/9) (機械)変圧器、直流機、誘導機、同期機について完了。参考書選択が良かったのか過去問は8割解けている
- (2023/10) (機械)一通り参考書、過去問完了。電気化学のみ面倒すぎて雑に終える
- (2023/11) (法規)勉強開始。電気事業法だけやったが、問題を繰り返し解くことでなんとなく入ってきた
- (2023/12) (法規)電技の方に着手。数値が多く、こちらも問題を解きながら頭に入れ込んで行くしかなさそう。かなり地獄モード。とくに離隔距離は目的の電気の勉強ではないので覚えづらい
- (2024/1) (機械)過去問2週目。忘れている箇所を直前に復習できるようにまとめた。変圧器、直流機、誘導機、同期機は2回やっておいた。ペンは進むなという印象
- (2024/2) (法規)過去問を何度もやって、ようやく覚えはじめた。過去問類似でないとちょっと厳しい印象。計算問題は本当に落とせないので、数度繰り返す必要がある
- (2024/3) (機械&法規)過去問を反復。機械はかなり解けるようになっている。記憶から消えやすそうな法規を最後に行う予定。あとは体調だけ気を付ければ勝負になりそう
- (2024/3) 受験
7.2回目(試験、結果)
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試験
‐ 機械 1つ見落としあった程度。3問ほど新問があったが全部解けた。
‐ 法規 歴代でも上位の簡単さに思えた。全て正解 -
結果
- 両方合格し、4科目全て合格。機械は難しいイメージがあり、相当頑張ったがやり過ぎたのかも知れない
- 頑張り過ぎたので本番ではかえって緊張してしまったが、始まると冷静になって挑むことができた
8.勉強して良かったこと
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電気の基礎が一通り分かるイメージ
- 基礎的な回路は学生時代やっていたが、高圧に関わる箇所は単位になかったので新しく知ることが多かった
- 電気に関するものの見方は大分変わった印象。特に法規をやると、店舗のキュービクルに目が行くように
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上期はメンタルがもたず休み休みだったが、下期は集中できた
- とにかくルーチンワーク化できたのが大きい。1章ずつ丁寧に理解したので過去問を解くときも後戻りがなく効率的に学習できたと思う。例えば電機子反作用などは最初の理解で手を抜いてしまいそうだが、ちゃんと理解すればその後の論説で悩むことはない
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会社に勤めると学問というフェアな場で真向勝負することはなくなる
- 久しぶりにそういった場へ出ることで職場に最適化されすぎた自分にとっていい作用があることを期待する
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会社で同じタイミングに受験した同僚は上期に全科目落ちた(下期は受験せず逃亡)
- どこか自信過剰で、自分が理解できていないことに直面できなかったのが原因だと感じた
- ちなみにその人は「範囲が広い」とか「あまり勉強していない」とか言い訳ばかりしていた
- こういった自分と向き合う力や計画的に取り組む力を見ることができるのは資格試験の面白いところかも知れない。