某ゲームジャムで触る機会があったのでメモ。
KIT Developer Advent Calendar 2016 9日目の記事です。
初めましての方は、はじめまして。
306_sanです。普段はWebやってますが多趣味?なため、色々やっております。
今回は多趣味なもののハンズオン資料を作りました。
Unlimited Handとは
公式サイトを見よう。
http://unlimitedhand.com/ja/
ざっくり言えばフィードバック機能の付いた入力デバイス(感覚的には血圧計)
フィードバックはバイブとかじゃなく筋肉にダイレクトに反応を伝えるのが魅力
(言い方が良くないけど電気信号で筋肉動かして痩せるマシンと原理は一緒)
とりあえず、デモアプリを動かす
用意すべきもの
- Unity (5.4系がいいらしい。デモのプロジェクトは5.3系で作られてるけど・・・)
- 今回は5.4.1f1を使用
- Arduino IDE(ver 1.6.9 ~ 1.6.11が動作確認取れてるらしい)
- 今回はZIP版のver.1.6.13を使用
- README.txtが旧バージョンの内容しか書かれていないのが気になる
- あと、READMEがメモ帳じゃ読みずらい(改行コード的問題)。
- macOS(OS X)/WindowsのPC
- 今回はWindows10 Proでやりました。
なんでArduino IDEが必要なの?(詳しく知りたい人向け)
Unlimited Hand内部には、(おそらく)プログラミング可能なマイコンが内蔵されています。
このプログラミング可能なという部分がが厄介で、
Unityで動かしたい場合は、Unityで動くようにするプログラムを書き込まないといけません。
(これを発見するのに数時間費やした)
Unlimited Hand内部マイコンをプログラミングする際にArduino IDEを使う必要があります。
Step1 Arduino IDE の導入
公式サイトからダウンロード
ZIP版/インストーラー版はお好みで
Step2 Unlimited Handのライブラリをインポート
開発者向けサイトからLibrary for ArduinoのVer0.43α (2016/11/27現在: これ以外はコンパイルエラーが起きます) をダウンロードして、解凍します。
解答したフォルダーの中にあるUHフォルダを指定の場所へコピーします。
C:\Users\hoge\Documents\Arduino\libraries
/Users/hoge/Documents/Arduino/libraries/
[解凍したフォルダー]/libraries
これでArduino IDEを立ち上げたらライブラリーがインポートされています
Step3 Unlimited HandのマイコンにUbnity連携用のプログラムを書き込み
Arduino IDEを立ち上げ[ファイル]→[スケッチの例]→[UH]→[Serial_Unity_Quaternion]を選択
あとはポートを指定して書き込み。
UnityプロジェクトのDL&起動
開発者向けサイト からダウンロードして、解凍します。
その後、Unityでプロジェクトを開きます(この時5.3系のデータだけど開いていいのか聞いてくるのでContinueをクリックしましょう)。
あとは、デバイスマネージャーからCOMポートを確認して、UHprefabのPort Nameを設定すれば、終わりです!
まとめ
初期設定がめんどくさいが、あとは豊富なライブラリや関数があるので結構やれそう。
キャラクターの移動とかにどう持っていけばいいのかよくわかっていない・・・
しかし筋肉に来る感覚はやみつきになるので今後が楽しみなデバイスです!